京見山から青山へ全山縦走


11月の3連休は福井県方面の山歩きに行く予定でしたが、天候が安定しない時期でくるくる変わる天気予報に翻弄され、同行予定者には申し訳なかったのですが結局中止してしまいました。ところが降雨が予想された連休最終日には、朝起きてみると青空が広がっています。悔しさを紛らわす為に、以前から歩いてみたかった勝原から青山までの京見山山塊を全山縦走してきました。

日:2009年11月23日(勤労感謝の日)
山歩きスタイル:単独
コース
勝原小学校(9:45)・・山戸荒山・・京見山・・泣き坂峠・・東展望台・・とんがり山・・白毛山・・青山方面分岐・・峠・・蒲田城跡ピーク・・北山三角点・・送電線鉄塔・・・牧場跡・・青山4丁目ゲート・・・青山5丁目信号バス停(14:00)

山歩きデータ
歩行距離:8.5km  累積標高差:670m 歩行時間(休憩含む):4時間15分
妻の運転する車で、勝原小学校から少し南側にある登山口(民家の庭先)まで送ってもらいました。今日は京見山山塊の西の端にあるこの登山口から北の端にある青山のバス停まで京見山山塊の全山縦走に挑戦です。 登山道は気持ちの良い木立のトンネルの中を進んで行きます。とはいえ、山戸荒山手前には階段と岩道の急坂が待っていました。
古墳
京見山山塊の稜線はあちこちに古墳が有り、まるで古墳街道です。写真は山戸荒山近くの横穴式古墳です。 京見山頂上。登山口からここまで写真を撮りながらで50分程度です。
展望台からの白毛山 展望台からの京見山
京見山から「泣き坂峠」まで下り、東展望台まで登り返してきました。白毛山のアンテナが望めます。 東展望台から望む、歩いてきた京見山方面。
とんがり山からの京見山 とんがり山から英賀保方面の市街地
東展望台から主脈をそれて「とんがり山」へ寄り道をしてきました。とんがり山は岩場があり360°の展望が開けています。背景は縦走してきた京見山方面です。 とんがり山の岩場からJR「英賀保駅」方面の町並み。天候は良いのですが、少しもやっています。
青山方面分岐
とんがり山から主稜線に戻り、白毛山まで来ました。
写真は白毛山の頂上に建っているNTTのアンテナ中継基地。ここで簡単な昼食をとりました。
YMCAキャンプ場から上がって来ているアンテナ中継基地用の車道を約400m程下って行くと、右手に青山方面への標識が有ります。ここからトラロープが設置された細い激下りの道が待っています。
蒲田城跡
アンテナ道路から急坂を下るとYMCAキャンプ場からの道と交差する鞍部の峠に到着する。直進して、すぐに急坂を上り返すと、蒲田城跡のピークに到着します。 蒲田城跡ピークからはなだらかな稜線が続きますが、突然十字路になります。青山方面は右折です。
十字路から広い切り開きを下って来ると鞍部でまたまた十字路になり、山田方面には廃屋が有りました。ここは直進です。 鞍部から登り返した途中に有る鉄塔部からは東方の展望が開けます。今日は少しもやがかかっていましたが、この写真は3週間前に歩いた時の写真です。この時は遠く淡路島まで見えていました。
十字路から広い切り開きを下って来ると鞍部でまたまた十字路になり、山田方面には廃屋が有りました。ここは直進です。 北山から下ってくると、またもや送電線鉄塔の広場に出ました。ここはT字路になっており、標識が有りません。どちらに行けば良いか迷いますが。青山方面へは進行方向に向かって右手の谷方向に下って行きます。ここは標識がほしい所です。
送電線鉄塔から沢沿いに降りて来るとひっそりとした池が現れ、日本蜜蜂の巣箱が置かれた谷間の広い場所に出てきます。この辺りは古い牧場の跡だと聞きました。 牧場跡辺りから、さらに青山の住宅街に沿った土手の上の道を500m程度歩いて来ると青山4丁目の公園手前まで来ました。ところが施錠されたゲートが設置されており外に出ることが出来ません。止む終えずこのゲートを無理矢理乗り越えました。女性のトレッカーでは乗り越しが難しいのでどうすれば良いのでしょう・・・
このゲートを乗り越えると100m程先に国道2号線の青山5丁目の信号が見えています。バス停はこの信号の近くに有り、ここからバスで姫路駅に向かいましたが、途中下車して迎えに来てくれた長男の車で帰宅する事が出来ました。今日は行き帰り共、家族の送迎を受けた我が儘な山歩きになりました。
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