鳥取県若桜町の 三倉富士・弁天山


最近天候が安定せずに雨や曇りの日が多くなっています。昨日も「てんくら」では朝の天気予報でも一日「晴れ」マークだったのに、実際は青空は出ずじまい。
今日こそ日中は晴れマークなので、HP「若桜からの山便り」の山ボーイさんの地元で、山毛欅の大木が多い「三倉富士(みくらふじ)弁天山(べんてんやま)」に初めて登って来ました。

日:2015年11月20日(金)
天候:曇り時々晴れ
山歩きスタイル:単独

コース:林道終点駐車場・・若桜弁財天・・弁天谷ルート・・稜線分岐・・三倉富士・・稜線分岐・・弁天山・・滝谷ルート・・林道終点駐車場

概念図


山歩きデータ


若桜鉄道 若桜駅
R29号線から若桜町の中心街に入ると若桜鉄道の若桜駅が有ったので少し訪れてみました。
登山口へのルート
若桜駅から約50mのT字路を左折。 ここは標識を見落とししそうになった。
若桜町内から望む「三倉富士&弁天山」 (帰路撮影)
写真の吊り尾根が縦走路です。
左折する
右折すると遠見(とおけん)峠方面
ここは右折
左折すると鬼ヶ城跡方面
林道終点の駐車場到着  8:30スタート
山歩き支度をして若桜弁財天への参道に入る
駐車場脇に設置されていたルート案内図
簡易トイレも併設されていたが、残念ながら入る気がしなくなる代物です。
若桜弁財天への参道 参道から「なめ滝」も見ることが出来ました。
若桜弁財天
ここまで参道を歩いて来る途中でご夫婦とスライドしましたが、熊本から来られたそうです。 え〜九州からですか!御利益絶大なのかな? 私は登山の無事を祈って二拝二拍手一拝しただけです。
弁財天の脇を抜けると杉の木に取り付けられた道標が有り、ルートは沢を渡渉する様です。
杉の板で作成されたルート標識  支尾根から望む三倉富士
沢筋から支尾根に取り付く所で少しだけ行き過ぎたが、GPSのおかげで直ぐに気が付き無事尾根に乗ることが出来た。
稜線分岐 9:43 
支尾根のルートは植林の中をほぼ一直線に続いていました。(尾根直下は少しだけ葛折りになってはいたが・・)   単調な登りを辛抱すると、自然林が広がる稜線に到達です。(駐車場所から約1時間10分)   少し休憩し、まずは左折して稜線を三倉富士に向かいます。 背後の山は「東山(とうせん)
稜線で自撮り
尾根の北側斜面は植林帯だが、南側斜面は自然林が美しい。(林床も綺麗です)
イワカガミの群生
三倉富士直下の稜線にはイワカガミの群生帯がありました。  もちろん今の時期には花は咲いていないが、開花時期に再訪してみたいものです。
三倉富士(943m) 10:14
樹間の隙間から氷ノ山の三の丸が見えていましたが、展望が広がる山頂ではなかった。  ところが・・少し東側に虎ロープが見えたので
三倉富士の展望ポイントから望む大パノラマ
展望ボイントは偶然見つけました。 虎ロープに助けられて少し斜面を下りた所からは大パノラマが・・
ただし、写真撮影をする時には足場の確保が必要になる所です。
三倉富士から一旦稜線分岐に戻ります。 自然林の向こうには「東山(とうせん)」〜「鳴滝山(なるたきさん)」の稜線が見えています。
この稜線も最近笹が刈られてルートが出来たらしいので歩いて見たいと思っている。
弁天山手前の自然林を歩く
山毛欅(ぶな)の大木
山毛欅の自然林帯(弁天山手前)
こんな景色が大好きなのです。
弁天山周辺は山毛欅を中心とした自然林が素晴らしいです。
自撮りで忙しく、デジカメ状態
自然林があまりにも素晴らしいので、弁天山頂上を通り過ぎ少し先まで歩いて見ました。
頂上エリアにも巨大山毛欅があちこちに 
遠見峠(とおけんとうげ)への標識
この先で弁天山に引き返す
弁天山 11:29 (昼食)
弁天山頂上周辺には山毛欅の大木があちこちに
少し南側斜面を下って頂上を見上げてみた。
どうです。堂々とした山毛欅の大木です。
頂上直下の祠の後ろには「大トチノキ」が・・この山のシンボルツリーなのかも知れません。
樹間から望む遠見山(とおけんざん)
弁天山からテープナビに導かれ滝コースへの支尾根を下る。
ここもほぼ一直線
下山尾根からの三倉富士
黄葉の名残 
「ユズリハ」の葉に似ていたのでユズリハと思ったが違っていました。
山ボーイさんから「ミツマタ」と教えてもらいました。
三倉三石連滝? シャクレンの滝?
真ん中に杉が2本倒れており残念な姿に
順番が違ってしまったが一番上側に有った滝 シャクレンの滝から数分で下山してきました。13:07
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