宍粟別選5名山 藤ヶ峰・南千町ヶ峰 周回


2017年8月初旬に制定された宍粟50名山+別選5名山の一つである藤ヶ峰南千町ヶ峰を周回してきた。
このコースは展望に恵まれないが、藤ヶ峰〜南千町ヶ峰間の尾根は自然林に被われ、歩きやすい遊歩道の様な雰囲気でした。

日:2017年9月20日(水)
天候:曇り
山歩きスタイル:単独

コース:林道分岐駐車場所・・市境界尾根取り付き点・・藤ヶ峰・・P917m・・南千町ヶ峰(昼食)・・千町越え(千町ヶ峠)・・広域基幹林道 千町段ヶ峰線・・駐車場所

概念図


歩行データ


砥峰高原への三差路分岐の広い路肩に駐車
ここを起点に藤ヶ峰・南千町ヶ峰を周回する。
福知渓谷方面に約500mもどり、宍粟市の標識を通り過ぎもう少し歩いた所から市境界尾根に取り付く
市境界尾根取り付きポイント
尾根の植林帯までの数メートルが急坂で滑る。、木の根っこを掴んで無事クリアです。 逆ルートで此処に下って来ると少し怖いのでは・・
市境界尾根取り付きボイントの概念図
市境界尾根に乗ると、神河町側は自然林になる。 パープルなキノコ発見
市境界尾根取り付き点から約25分ほど急坂を登って来ると、数少ない展望地が現れた
藤ヶ峰(三等三角点 点名:白口)941.87m
市境界尾根取り付き点から40分弱で到着。
展望は全く無く、自分撮り撮影後直ぐに南千町ヶ峰に向かう。
藤ヶ峰から少し下った鞍部
自然林に囲まれた雰囲気の良いところです。
下草の全くない自然林尾根 
このキノコは食べられそうだが、写真撮りだけです。 藤ヶ峰〜千町越え間は随所にテープナビが取り付けられており、踏跡も明確なので道迷いの心配は無い。
ほぼ90度進行方向を転換するピークの自然林 
P917m辺りの自然林
ルート上には栗の実が沢山落ちているが、お山の住人の食べ物なので持ち帰りは致しません。 関電のbS4送電線鉄塔
ここは数少ない展望地です。(稜線の東西に巡視路が設けられていた) この巡視路を利用すると駐車場へショートカット出来そうです。
この稜線はコナラやホウの木、栗の木の自然林が多いが、珍しく山毛欅の大木も有りました。
開けた稜線を南千町ヶ峰に向かう。
地面には多くの栗の実が落ちている。 
此処をほぼ直角に曲がると、まもなく南千町ヶ峰
歩いて来た方向には「←藤ヶ峰」の手書き標識が取り付けられていた。
南千町ヶ峰(四等三角点 点名:下千町)985.60m
未だ11時前だがここで昼食(カップラーメン)にする。
千町越えへの下山ルートも自然林が続きます。 アイデアテープナビ
登山ルートナビなのが一目瞭然 
でも経年劣化で、いつまで文字が読みとれるやら・・・
千町越え(千町ヶ峠)少し手前の自然林を下っている。
「千町越」に下山
最近、ここは「千町越」と呼ばれているらしいが、私がほぼ半世紀前にこの辺りを歩いていた頃は「千町ヶ峠」と呼ばれており、ここから稜線伝いに千町ヶ峰に登っていました。
少し北側の千町峠と区別して千町ヶ峠と呼ばれていたと思います。
千町越えから基幹林道「千町・段ヶ峰線」を2.7km歩いて駐車場所に戻ります。
ほぼ半世紀前頃は千町ヶ峠から長谷の「川上」へ通じるルートがあり、直ぐ下を流れている福知川上流辺りは「長曽」と呼ばれた風光明媚な所だったのですが・・
野路菊 あけぼの草
福知川上流部沿いの広域基幹林道(舗装道路) 関電のbS8送電線鉄塔への巡視路入口
長沢村の集落跡
約半世紀前にこの辺りを良く歩いていたが、この時には既に集落は有りませんでした。
砥峰高原への三差路まで戻ってきました。
約3時間(昼食含む)の周回コースでした。
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