氷ノ山 スノーシューハイキング
昨年の2月に氷ノ山を訪れた折りの雪景色の感激が忘れられず、今年も訪れてきました。
しばらく好天が続いたせいか輝くような霧氷は見ることが出来ず少し残念でしたが。まずまずの好天に恵まれ無事に周遊してきました。
日:2011年2月6日(日)
天候:曇り時々晴れ
山歩きスタイル:単独 スノーシューによる周遊コース歩き
コース
無料駐車場8:10・・若桜氷ノ山スキー場(パトロールに届出)8:20~~リフト2本乗り継ぎ~~スキー場トップ8:35・・・三の丸展望台9:35・・・氷ノ山頂上10:30-10:40・・・こしき岩・・氷ノ山越え避難小屋(昼食)11:40-12:05・・・氷山名水12:40・・・パトロールへ下山届け・・駐車場13:10
若桜氷ノ山スキー場のパトロール事務所を訪れて「登山届け」を提出。リフト乗車券を2回分(500円)を購入し、1本目のクワッドリフト及び2本目の一人用リフトに乗車します。2本目のリフト乗車時に係員が登山者かと訪ねるので「何故か?」と思っていると、早朝は登山者のみリフトの途中駅を通過させて頂きスキー場トップ(1180m)まで上げて貰えました。 スノーシューを装着して「三の丸」目指して細い尾根を登っていくとトレースは昨日来の登山者で踏み固められておりアイゼンでも充分歩ける程でした。 |
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「ブナ林」まで上がってくるとルートは平坦になり南側に1395mのピークが端正な姿を見せてくれました。しかし、ここ数日好天が続いた為か、昨年同時期に訪れた折りに見ることが出来た枝に雪の花をまとったブナ林の美しい姿は見ることが出来ませんでした。 | 「三の丸」近くの大雪原まで登ってきました。西方には「大山」が見えていましたが、写真には上手く写っておらず残念です。 | |
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三の丸手前の雪原トレース | 氷ノ山頂上も見えています。 | |
見えていた大山を撮影しようとしたのですが上手く写っていません。 後方のピークはたぶん「東山トウセン1388m」 |
半分雪に埋まった「三の丸避難小屋」 昨年は雪が少なかったが今年はたっぷりの積雪 |
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三の丸手前から振り返った「大雪原」と東山 | ||
「三の丸展望台」横でこれから訪れる氷ノ山頂上をバックに記念撮影 ここまで登って来ていたスノーボーダーに写してもらいました。 |
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「樹氷(モンスター)」 少し雪を落としているようだ |
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三の丸雪原から望む「氷ノ山頂上」 雪は結構サラサラで締まっており、スノーシューで快適に歩く事ができます。 |
気持ちの良い雪原尾根を頂上に向けてトレースしていきます。 | |
この辺りのルートは尾根を巻いているルートと尾根を忠実に辿るルートに分かれていますが、尾根忠実ルートを歩いて行きます。 | ||
少し青空が広がってきた雪原風景 | ||
歩いてきた三の丸方面を振り返った景色 | いよいよ氷ノ山も間近になり、これから頂上への雪原登りが待っています。 | |
雪原の「モンスター群」 ちょっと痩せてきている | ||
氷ノ山頂上が近づいたこの場所はお気に入りの絶景ポイントです。 昨年も同じ場所で自分撮りをしていました。 | ||
頂上手前の雪原から望む「三の丸」 この稜線を歩いてきました。 |
氷ノ山「頂上避難小屋」 | |
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「東尾根」方面(千本杉)をバックに頂上記念撮影 | 氷ノ山頂上より「分回しコース」を氷ノ山越え方面へ下って行く。 単独だし、前後にも登山者がいないので少し不安なスタートです。 |
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甑岩(こしきいわ)のてっぺんから望む氷ノ山頂上 甑岩から少し戻って手前から急な斜面を下り、甑岩直下をトラバースします。 |
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「こしき岩」直下の緊張するトラバース 今日はアイスバーンにもなっておらず踏み後もしっかり付けられているので、危険性は低いのですが単独なので慎重に一歩、一歩、足を進めて行きます。 |
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「甑(こしき)岩」 左側を巻いてきた 無事にトラバースが終了し、緊張感から脱した安心感、満足感に浸り甑岩にカメラを向けた1枚です。 |
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縦走路から振り返った「甑岩」と「氷ノ山頂上」 素晴らしい景色を堪能させてもらいました。 |
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セッピの張り出した尾根が縦走路です。奥に見えるのは「東山」 | ||
縦走路から振り返った氷ノ山「分回しコース」 お気に入りの写真が撮れました |
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歩いてきた分回しコースをバックに自分撮り記念撮影 いつもはリモコンでシャッターを切っているのですが、リモコンの電池切れでタイマーで写しました。 |
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絶景の縦走ルート この尾根を伝って「氷ノ山越避難小屋」目指して下って行きます。 |
頂上から約1時間で「氷ノ山越避難小屋」に到着です。冬の氷ノ山は何処も素晴らしい景色に出会えますが、頂上から氷ノ山避難小屋までの屋根が私にとってのハイライトです。 | |
「氷ノ山越避難小屋」から入口を額縁にした氷ノ山 今日は、頂上で昼食をとらず、この額縁から氷ノ山を望む景色を見ながらいつもの昼食ラーメンタイムを過ごしました。 |
「氷ノ山越避難小屋」からは急激な下りとなっており、スノーシューでも腰が引けそうなのに、ルートは数人が尻セードで滑り降りた跡が滑り台の様になっています。怖くてとてもスノーシューで歩けません。何とかルートを回り込んで急坂を通過し、程なくスキーゲレンデの様な「雪原」に到着です。ここまで来れば一安心です。 スノーシューでこの雪原を好きな様に下るのは快感です。 |
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「氷山名水」まで無事下山してきました。単独でもあり、甑岩のトラバースと氷ノ山避難小屋直下の急坂は出発前から少し不安だったので、正直無事下山できて「ホット」しました。ここで水守をされている川戸さん(名刺まで頂きました)と山歩きの雑談をかわし、自分のお土産用として「氷山名水」を水筒に詰めて帰りました。(晩酌のウィスキー水割りが楽しみです。) 水場の目の前に鹿2頭が横たわっているのにはビックリしました。 ここからはてくてくと道路を20分程度歩き、パトロールへの下山届けをすませ、さらに8分程度歩いてPM1時頃に駐車場に到着です。 |
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