氷ノ山避暑山歩き (坂の谷コース〜殿下コース)


2013年の梅雨は例年よりも10日以上も早い7月初旬に梅雨明けとなり、下界は連日35℃の酷暑がつづきだした。辛抱たまらずに山仲間を誘って酷暑を逃れて下界より10℃は涼しい氷ノ山に避暑山歩きに行ってきました。


日:2013年7月11日(木)
天候:晴天
山歩きスタイル:日野家の山歩き+山仲間2名

コース:坂の谷コース林道分岐(駐車)9:14・・坂の谷コース登山口9:18・・・水場・・殿下コース分岐10:36・・三の丸10:50-11:10・・氷ノ山1157-13:05・・三の丸(トイレ付き展望東屋)13:53-14:00・・殿下コース登山口14:44・・坂の谷林道・・逆水の滝15:30-15:35・・坂の谷林道・・駐車場所16:10

概念図



山歩きデータ


戸倉峠の「やまめ茶屋」脇から坂の谷林道を約5km走ると「坂の谷コース」登山口の分岐がある。 標高は既に1000mを少し超えており、涼しい風が吹いています。 坂の谷コース登山口
駐車場所から林道の支線を5分程歩くと坂の谷コース登山口に到着する。 しばらくは杉の植林帯を登って行く。
坂の谷コース登山口に設置されていた案内図 山毛欅林(ぶなりん)が日差しを遮ってくれる。
巨大杉
幹に大きな「うろ」を持った巨大杉が登山道の直ぐ脇にそびえ立っている。
巨大山毛欅
坂の谷コース沿いにも巨大な山毛欅が多く見受けられる。ただ若い山毛欅が少ないので将来が少し心配です。
樹林帯が切れて夏の日差しが・・・
青い空に白い雲が綺麗です。
盆栽の様に大きな岩の上に木が生えている珍しい景色です。
坂の谷コースの歩き始めは植林地だが、その後は自然林となります。道幅も広く緩やかな登りがつづくが、この辺りから森林限界となり日差しの攻撃が始まった。
日差しによりコントラストの効いた景色が続きます。
殿下コースとの分岐に到着 風は涼しいのだが、日差しがきつい。
根曲がり竹の笹原を切り開いた登山道を登っていく。
青い空、白い雲、緑の笹原のコントラスト
根曲がり竹が一面に広がる三の丸の南斜面を登る
冬になると三の丸大雪原になる所です。
三の丸避難小屋
避難小屋のおかげで少しだけ出来た日陰で一休み
帰路には日陰が全くなくなっていました。
三の丸から望む氷ノ山山頂
三の丸の展望台から望む南方パノラマ
三の丸の展望台から望む北方パノラマ
三の丸の展望台から望む氷ノ山への縦走路
氷ノ山頂上
涼しい避難小屋で1時間も過ごしてしまいました。
強い日差しの中を氷ノ山から三の丸に戻る
日陰が欲しい
三の丸のトイレ付き展望東屋
三の丸まで戻ってきましたが、何処にも日陰が有りません。200m程アルバイトですが鳥取県側のトイレ付き展望東屋で休憩します。 涼しい風が吹き抜けて、一気に汗が引いてしまいました。
展望東屋から望む氷ノ山と三の丸
殿下コースの「仙人門」 涸れた山毛欅にびっしりのキノコ
食べられるかは解りません。
杉の巨木の根本付近から山毛欅の枝が伸びている、まか不思議な大木??
そんな馬鹿な とは思うのですが・・どう見ても1本の幹から枝分かれしているとしか見えません。
殿下コース登山口に到着
ここから駐車場所まで約3.5kmの林道歩きが始まる。
殿下コースの登山口に建てられたバイオトイレ
エンジン音がうるさいのが難点
坂の谷林道をテクテク・・ テクテクと
少し飽きてきました。
逆水の滝(さかみずのたき)
幻の「逆水の滝」
林道を2.2km歩いて来ると「逆水の滝」への案内標識が有ったので行って見る事にしましたが、標高差で70m程度奈落の底まで下る様な急坂です。 途中で「この坂を登り返さなくてはならないのか」と来てしまった事を悔やんだが「逆水の滝」に到着してビックリです。 水量も豊かな落差30mの真爆の滝です。 来て良かった!  こんな見事な滝に最近お目にかかった事がないです。 林道まで70mの登り返しの苦労は気にならなくなりました。  登り返して林道をさらに1.3km歩いて駐車場所に到着です。
カシミール3Dによる立体ルート図 GPSの軌跡を記入しています。
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