積雪期の 氷ノ山〜戸倉峠


2014年2月に訪れてから3年ぶりに、積雪期の氷ノ山から戸倉峠まで県境尾根を歩いて来た。
現在、この県境尾根には夏道は無く積雪期限定コースだが、先日の新聞記事に夏道が開かれる予定との事です。
無雪期にも歩ける楽しみもあるが、一抹の寂しさを覚えるのは私だけでしょうか?

日:2017年3月18日(土)
天候:晴れ後曇り

コース:わかさ氷ノ山スキー場無料駐車場・・樹氷スノーピア事務所(登山届)~~~リフト~~ゲレンデトップ・・山毛欅林・・三の丸・・氷ノ山・・三の丸・・三の丸大雪原・・県境尾根・・最低鞍部・・支尾根・・旧国道・・戸倉トンネル駐車場

概念図


歩行データ


わかさ氷ノ山スキー場の「樹氷スノーピア事務所」に登山届けを提出。下山後は事務所に下山届けの電話をしなければならない。
ここで「権兵衛の山歩き」さんから声を掛けられました。
リフトトップ
今年2月25日に訪れた時にはチャレンジコースのリフトは稼働していなくて、此処まで歩いて登ってきたが、今日はリフトで楽ちんでした。
リフトトップから細い尾根の急坂を登ってくると山毛欅林の雪原に到達
天気が良いので霧氷は有りません。
三の丸まで上がってくると「伯耆大山」が見えていました。
三の丸で権兵衛さんに撮して貰いました。(権兵衛さん提供写真) 三の丸から少し氷ノ山への稜線を歩いた辺りからの「氷ノ山」
今日はもう少しクックリ晴れるのではと思っていたが、スッキリした青空は有りません。
今冬2度目の氷ノ山
いつもは「氷ノ山越」方面の稜線歩きですが、今日は三の丸に戻り県境尾根を戸倉峠に下ります。
三の丸への戻り途中から望む「甑岩」
権兵衛さんは無事に通過出来ただろうか?
「権兵衛の山歩き」の記事
古いbRツアー標識
三の丸〜氷ノ山間の稜線は何度も歩いているが、この標識を見たのは初めてです。
三の丸に戻り昼食後、三の丸大雪原を下って県境尾根を目指す。雪原は広くて目標物も無いのですが、右手方向に斜めに横切って行けば良いのを解っていながら、何だか殿下コース方面に・・GPSで再確認してルート修正です。 前回の山歩き「三室山」に引き続き下山時の最初にルートを外しました。
三の丸大雪原
目標物が無いので進行方向を定めるのに気を遣います。
何とか県境尾根ルートに合流出来ました。
県境尾根に合流しても尾根は広くてノートレースです。
尾根を外さないように歩くのが難しく、GPSと「にらめっこ」しながらです。
県境尾根には巨大な山毛欅林が延々と続いている。 bS2標識
こんな所にも古いツアー標識が
支尾根の主 檜の大木
最低鞍部から少し登り返した所から山腹をトラバースして支尾根に入る。この支尾根は激坂だか、最低鞍部から林道におりて林道歩きするよりも大幅な距離を短縮出来るのです。 支尾根を下りると旧国道と合流し、車をデポしている駐車場まで20分弱で到着出来ました。
GPSデータによる歩行Graph(カシミールより)
歩行距離13.6km 累積標高差 登り694m 下り1164m 
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