裏明神山 神社・河鹿コース周回

明神山には通称「裏明神」と言われる自己責任コースがいくつかあります。
今日は馬谷集落を起点に裏明神でもマイナーな神社コースから登り、河鹿コースを下山する周回コースを数年ぶりに歩いてきた。 
紅葉の盛りは過ぎていたが、秋の裏明神を楽しんできました。

日:2018年12月1日(土)
天候:曇り

コース:
馬谷駐車地点・・馬谷集落 神元神社・・大岩・・ジャンダルム・・千枚岩・・四等三角点・・物見岩・・西の小明神・・お座敷岩・・Aコース9合目・・明神山(昼食)・・Aコース9合目・・夫婦樅・・大観峰・・林道出会い・・馬谷駐車地点

概念図


歩行データ


 
神元神社8:26
駐車地点から馬谷(もうだに)集落を10分程度歩いて戻ってくると神元神社がある。神社コースこの神社の裏手が取り付きポイントになりますが、道標類は有りません。 
   神社の裏手からなだらかな枝尾根に乗り、北東方向に尾根が延びて来ると伐採跡の急坂となる。
 
枝尾根から支尾根へ
伐採跡を登り切ると、支尾根に合流するので左折する。支尾根にのると少し歩きやすい尾根になります。 
   標高280m付近の支尾根
 
支尾根からさらに小明神 から延びる尾根に乗るが、この先標高360m辺りでほぼ直角に尾根を右折するところを見過ごしてしまい、20分近くルート迷いしてしまった。 (このコース第一番目の試練)   ルート迷いから復帰し、 大岩手前の自然林尾根を歩く
  
大岩9:52   (第二の試練箇所)
こにには虎ロープが設置されているが、ロープの劣化で使えなくなっているのではと危惧していました。
場合によりロープの交換も予定していたが、十分使用可能な状態でした。
  
ジャンダルム 
大岩を乗り越えると、今度は絶景を楽しむ事が出来る「ジャンダルム」です。
北アルプスの本家の「シャンダルム」の様に天使は居ません。 
 マウスポインターを合わすと本家のジャンダルムを表示します。
  
ジャンダルム岩の突端に立っていると怖くなるので座り込みました。  
  
ジャンダルムから望む菅生ダムと明神湖  
 
深く切れ落ちた岩の裂け目
この裂け目を飛び越える事は出来ません。迂回する。 
  千枚岩
岩が縦に何層も重なった千枚岩を通過 
  
物見岩(第三の試練箇所)  
まずは物見岩の裾を巻く様に岩場をトラバース←スリップに要注意
  
さら物見岩の横をロープを頼りに登る。
ここの虎ロープも劣化を心配していたが、近年取り付けられたロープは健在でした。  
 
 西の小明神 10:41
物見岩から西の小明神の間は激坂が待っています。何とか登り切り駐車場を出発して約2時間半で到着です。
  西の小明神から20mほど西側に寄り道すると、独特な形状をしたT字尾根を見ることが出来ます。 
 
西の小明神から激坂を下る。(第四の試練箇所) 
ここのロープも劣化が心配されていたが、まだ使えそうです。 
  座敷のちゃぶ台に似た「お座敷岩」 
  
  裏明神のメインルート?です。
  
  展望ポイント 
西の小明神と明神山の吊り尾根の中間付近(標高520m辺り)に展望の良いポイントがある。
ここからの景色はどの時期に来てもすばらしいです。
  
  紅葉の名残(横写真) 
  
 紅葉の名残(縦写真)  
  
明神山直下の浮き石地獄  (第五の試練箇所) 
落石に注意しながら登ります。
     
 今年103回目の明神山登頂 
明神山の山頂には常連さんに加えて岡山方面から団体さん達が訪れており、今年一番のにぎわい?です。
  帰路は、河鹿(かじか)コースを下山 
河鹿コースへは再び浮き石地獄を下りで通過しなくてはならず、より注意が必要です。
  
  河鹿コースの岩尾根から歩いて来た神社コースの尾根と小明神を望む 
 
 河鹿コースの岩尾根を辿る。   岩場に取り付けられた新旧の虎ロープ
どちらのロープを使うかは自由ですが、私は両方使いました。 
   
  「なまず岩」を登っています。
マウスポインターを合わすと、なまず岩の全容を表示します。
   
 大観峰(389m)からの明神山。
ここで少しだけコース整備のお手伝いをしました。 
  
滝谷林道に降りてきた。 駐車場所へは数分で到着です。  
     
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