亀が壺への沢登り
2007年の夏は梅雨明けから晴天が続き、酷暑の日々がつづいています。
この時期に低山を歩くのはちょときついので、近場の亀が壺へ沢歩きに行って来ました。姫路から夢前町の前の庄を過ぎて、雪彦方面にすすんで行くと雪彦温泉手前を右に曲がり、平野レジャーセンター前を河原川沿いの林道を入って行きます。 途中に突然現れる数軒の別荘地をさらに詰めていくと少し広い河原があり、ここに数台の車を止める事が出来ます。休日には多くの家族ずれがここまでバーベキューや水遊びに入ってきています。
日:2007年8月26日
天候:晴れ
単独
昔から「亀が壺」の名前は知っており、播但線の鶴居駅まで抜けれる事も知っていました。 しかし、今まで行った事がなく7月初旬に初めて行ってみましたが、2つ目の廃屋を過ぎて少し遡った所にあるゴルジェ(両岸が岩場になっている所)は水量が多く、向かって右側の岩場に巻き道らしいのがあるので登って行ったのですが、滑落しそうなのであきらめてここから帰ってきました。 今年の8月中旬にはしばらく晴れ間が続いたので、水量も減っていると予想して、それでも水の中を歩く覚悟で再挑戦。この時は前回敗退したゴルジェは読み通り水量が減少していたので靴のままジャブジャブ入っていき無事通過出来て、亀が壺まで到達出来ました。 さらに、今回は今年だけで3回目です。前回の水の中を歩く快感が忘れられず、出来るだけ水の中を歩ける様スポーツシューズを履いて出かけてきました・ 左の写真 河原から歩き初めて5分程度の所で対岸に見える無名の滝(落差は15m程度)。ここからすぐに橋が現われるが、橋は渡らす゛右に見える廃屋の横を通り沢入って行きます。 |
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沢伝いに入っていくと、滑床が現れます。登山道も有りますがジャブジャブこの滑床に入っていきました。 | ||
ウォタースライダになっている所。ここの岩は少しごつごつしていたので、ここも水の中を登っていきました。 | ウォータースライダーが注ぎ込む透明な淵(魚も泳いでいます)。 深いところは1m以上有りそうな綺麗な淵です。誰もいないので服を脱いで泳いで見たい誘惑に駆られたが、濡れた靴を脱着するのが面倒なので止めました。前回来た時、下山時にここで泳いでいる人を見かけました。 |
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2番目の作業小屋廃屋を過ぎるとまもなく両側が切り立ったゴルジェに突き当たります。 向かって右側の岩場にロープが見えますが恐くて行く気にはなりません。もう少し山の上側を巻く道も有るようですが、7月に行ったときは危なそうなので途中で引っ返してきました。 結局、この沢を水に浸かってまっすぐ行くのが一番簡単です。水の中を入って行っても膝ぐらい迄です。 |
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上左の写真が亀が壺の滝と滝壺です。 亀が壺の滝は1段目と二段目に分かれており、合わせて落差は30m程度有りそうです。一段目の滝壺が亀が壺の様です。 亀が壺を見に行くには2段目の滝の向かって右側の岩場を登れば行くことが出来ます。 滝に向かって左側にも登って行く為のマーキングテープが付いていますが、こちらはどうも滝の一番上まで行くための巻き道のようです。少し登って行きましたが、とても一般道とは言えないような所が有り、相当危なそうなので単独で来ていた事もあり無理に危険な所を行く気がなくなり、あきらめて下りきました。 林道の最終地点から亀が壺まで往復共に50分程度です。何度も徒渉が必要なのと、ルートを見極めながら歩く必要があります。少し緊張しますが、なかなか面白い沢歩きが出来ます。 市内は35℃を越える酷暑日でしたが、この沢歩きではほとんど汗もかかない涼しいやま歩きが楽しめました。 |
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