葛城山 つつじ園  


つつじが葛城山の山頂部を赤く染めているとテレビで放映していたので久しぶりに「日野家の山歩き」夫婦で見に行く事にした。
早速ネットで調べて見ると、つつじの満開時期は葛城山ロープウェイの登山口駅周辺は駐車場待ちが数時間、さらにロープウェイが数時間待ちと大混雑するらしい。 ロープウェイには乗らなくても良いが、駐車場待ちが数時間かかる様ではここから登るコースは諦めざるを得ません。
さらにネットや地図で調べていると金剛山と葛城山との鞍部に「水越峠」があり標高も520mもあるのでロープウェイ駅から登るよりも200mほど助かる事が解りました。
水越峠から登るコースも人気が有るらしく、駐車場所に困るかも知れませんので姫路を早朝に出発して訪れて来ました。

日:2012年5月27日(日)
天候:快晴
山歩きスタイル:日野家の山歩き夫婦

コース:姫路西IC5:40==山陽道==中国道==近畿道==西名阪道==柏原IC--R165--県道30号--R309(旧道)--水越峠7:40-8:00・・石の階段・・木の階段・・水平道・・木の階段・・つつじ園9:20(食事)10:15・・葛城山10:22・・白樺食堂・・つつじ園売店・・水越峠11:50

山歩きデータ: 累積標高差573m 延面距離5.1Km  登り1時間25分   下り1時間10分



県道30号線から望む金剛山と葛城山
コンビニ サークルKからの写真です。
水越峠
奈良県側の名柄交差点から309号線の旧道を水越峠まで上がってきました。
峠から大阪府側に200mほど下れば無料の公共駐車場が有りますが、峠付近の路肩に10台程度駐車されており、まだ駐車スペースがあるので峠付近に駐車させてもらいました。
水越峠は金剛山から葛城山、二上山へ続くダイヤモンドトレイル通称ダイトレ)のルート上に有ります。水越峠からこの門扉脇をすり抜けて南側に向かうと金剛山へのルートです。 葛城山へは水越峠から北に向かいます。峠からしばらくは石畳の道を疎水沿いに登っていきます。
サポートタイツ+サポーで膝痛の対策をしています。
なだらかなルートはわずかで、直ぐに急坂となり石の階段を上って行きます。 峠から急な階段を上って来ると、南側に大きな「金剛山」の山姿が望め始めました。金剛山から葛城山へ「ダイトレ」ルートを辿った場合、570m下り440m登り返さねばなりません。それも急坂を・・
名物の木の階段
この時点で階段は「200段 END775段」と書かれています。
階段は全部で775段なのか200段+775段なのか??どちらにしても手強い階段が続きます。
「界」と書かれた石柱  結界の意味だろうか?
このルートがダイヤモンドトレイルを表している標識
ダイヤモンドトレイルとは
北は屯鶴峰(どんづるぼう)(奈良県香芝市)から南は槇尾山(まきおさん)までの全長45kmの長距離自然歩道を昭和43年に大阪府と奈良県が整備。金剛・生駒・紀泉国定公園の自然に親しんでもらうのが目的で、「ダイヤモンドトレール」と呼ばれる人気のトレイルコース。
急坂の階段が延々と続くが自然林の中につつじの色が混ざってきました。
やっと「つつじ園」手前のピークまで登りきりました。このあたりの自然林にもつつじが咲いています。
「つつじ園」  残念ながら満開時期から1週間程度経過しているので色が黒ずんで来ています。
「つつじ園」 まだ朝のAM9時過ぎなので、ロープウェイで上がってきた観光客はそんなに多く有りません。
つつじ園で
つつじ園の周回路 ここのつつじはピンクの種類より朱色のつつじが多く少し地味な色合いです。
最盛期を過ぎてはいるが、まだまだ見応えのある「つつじ園」を歩く妻
1週間前の満開の時期に来ていれば、見事なつつじを見ることができましたが、人間も数千人訪れたらしく人・人・人で・・・うんざりしていただろう!
つつじの背景はどっしりとした金剛山 つつじ延の周回路を上部の展望台へ進む
つつじ園上部からの絵画風写真です。
1週間前に山頂を染めるつつじが見たかった 久しぶりの夫婦山歩き記念撮影です。
「葛城山」 頂上は登山者や観光客で一杯です。 山頂の土も足で踏みつけられて硬く固まった裸地になってしまっていました。
さあ、下山ですが膝には厳しい急坂の階段が待っています。 私たちが慎重に下山していると、後ろからトレイルランを楽しまれている若者グループに次々に追い抜かれました。下りを短靴で駈け下ったら足首を捻挫しないのかと心配するのは、脚力の無くなった年寄りの勝手な心配で大きなお世話な事なのでしょう。
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