たつの市の名山 雪化粧した  大倉山・亀山 変則に周回


今年一番の冬将軍が兵庫県南部まで押し寄せてきた。北部の山は荒れ模様なので南部の低山歩きに龍野市西部に位置する大倉山と亀山を周回するコースを歩いて来た。  樹林帯の中を歩いていたので冷たい風はほとんど影響なく、低山の雪化粧を堪能する事が出来た。
当初は的場山北側の支尾根に付けられた関電の鉄塔巡視路を下る周回ルート(概念図の青点線ルート)を歩く予定だったが、この巡視路は激坂なので積雪によるスリップのリスクをさけて変則周回コースに変更した。 今日は強烈な冬型気圧配置の為か大倉山への支尾根で単独女性とお会いした(ビックリした)以外は全く人気のない山歩きでした。

日:2017年1月14日(土)
天候:雪のち晴れ
山歩きスタイル:単独

コース:中垣内(なかがいち)キャンプ場P→送電線鉄塔・・支尾根・・大倉山・・展望台・・大成池(おおなるいけ)・・新池・・東屋・・水争い遺称地(いしょうち)・・亀池(きのいけ)・・亀岩(かめいわ)・・亀山(きのやま)・・築石(ちくいし)・・杯流れルート合流・・杯流れ(はいながれ)・・中垣内キャンプ場P

概念図


歩行データ


教育キャンプ場ゲート前に駐車し、目標の送電線鉄塔を目指す為に、獣よけ柵の出入り口を探しながら山沿いのあぜ道を集落の方へ移動して行く。(下山後撮影写真) 有りました。
集落の南側から少し谷に入った所に出入り口の扉を見つけた。
イメージとして点線の様に送電線鉄塔まで登りました。(下山後撮影写真)
送電線鉄塔までは自然林の中を適当に直登する。 送電線鉄塔
ここから奥に巡視路が続いているが、途中から巡視路を外れて忠実に支尾根を登っていく。
時折現れるテープナビ この様なはっきりした道も現れるが・・
土塁の様な細いルート
P295mでは、ほぼ直角に右折する必要がある。少し直進してからGPSナビを見ると、ルートを外していたので引き返しました。
作業道に合流
作業道を横切って、そのまま支尾根に入ったが直ぐに作業道でした。 しばらく(7分程)作業道を歩いて行く
反対側からの林道終点広場
再び支尾根に取り付く。(ちょっと薮っぽいルート)  しばらく登っていくと林間にたたずんで居られる単独女性(下って来られて様で)とお会いする。こんな天候で人気のないルートを女性単独とはビックリです。
大倉山(二等三角点 点名:中垣内 519.88m)
たつの市の最高峰ですが、展望もないのでスルーです。
展望台到着
今日の天候では鳥の声を聞くサイホンは用無しです。
展望台で自分撮り。
ここからのコースは歩いた事が有るので安心なのですが・・
ルートは雪に覆われています。
スリップに注意しながら大成池へ下っていく
大成池(おおなるいけ)は雪が本降りで視界不良 (幻想的です) 
大成池西岸
の本降りが続いている。
「新池」の湖畔に降りてパノラマ写真にしてみました。 まだ雪は止みません。
新池の道標
大成池は「たいせいいけ」と読むのだと思っていたら、「おおなるいけ」なのだ
「新池」近くの東屋
立ったまま、コンビニ弁当で昼食とコーヒーブレイクしました。
水争い 遺称地(いしょうち)
亀池の水が北側の集落に流れないように土類を設けて争った跡だそうです。
水争い 遺称地の土塁
右側に水を流し、南部の集落に導いています。
亀池手前のナメ床雪景色 亀池(きのいけ)
すっかり晴れて木々の雪は融けちゃった
亀池のパノラマ写真
すっかり晴れ渡り、青空と雪景色のコントラストが綺麗です。
亀岩(かめいわ)も薄く雪を羽織って綺麗
雪景色と青空(新龍アルプスの稜線)
新龍アルプスの稜線からの展望
明神山の鋭角な頂き姿がうっすらと見えているのですが、上手く写っていませんね。
亀山(四等三角点 点名:亀山 157.81m)
もちろん誰も居ませんでした。
亀山山頂の道標
当初下山予定の支尾根ルートは諦めて「築石」経由で杯流しルートを下りる事にする。
築石ルートから仰ぐ「大倉山」 築石からの下山ルートは未だ雪景色
杯流しコースは良く整備されており、立派な橋が数ヶ所架けられています。 杯流し
昔ここで上流からお酒の盃を流して風流な遊びをしていたそうな  本当かな?
教育キャンプ場内に有る井関神社奥宮の鳥居
あとはキャンプ場のゲートを開閉して出ると駐車場所に到着です。
無事に駐車場所に到着。当初は背後の尾根を下りてくるつもりでしたが、ここは激坂で積雪によるスリップが怖かったのでコース変更しました。(雪は融けているので行けたかも??です。)
GPS記録(ログ)をカシミールソフトにダウンロードした歩行データです。
この雪景色  何処? 
翌日15日(日)の我が家です。わざわざ山歩きに行かずとも身近な所に雪景色が広がりました。 
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