岡山県 森林公園


今年は春の訪れが早そうなので奥津温泉近くの岡山県森林公園の早春の花を見に周回コースを歩いてきた。 岡山森林公園自体の開園は4月中旬以降ですが既に山の雪はほとんど消えています。
期待していた山中の春の花は未だ早かったが、森林公園内の道路周辺には水芭蕉やザゼンソウが咲き始めていました。

日:2016年4月2日(土)
天候:晴れ時々曇り
山歩きスタイル:日野家の山歩き+山仲間(Kaorinさん)

コース:駐車場・・管理棟・・まゆみ園地・・あせび台・・きたけ峰・・千軒平・・もみじ平(昼食)・・すずのこ平・・根曲がり杉・・ボーズ原谷・・六本杉・・園内道路・・駐車場

概念図


歩行データ


森林公園駐車場の植え込み部にキクザキイチケが咲き始めていたが未だ少し早い様です。 森林公園入口の石碑前で、このコース初登場の同行者
森林公園管理センターは未だ閉鎖されていた。 まゆみ園地→あせび台経由で「きたけ峰」に向かう。
この辺りは若い山毛欅が多い
青空に映える山毛欅林(ぶなりん) を登る同行者。
最近、「雨女」のあだ名を山仲間から付けられていたが、その名を否定する面目躍如の快晴です。
明るい山毛欅林を「きたけ峰」目指して登る。 稜線まで登ってきた。
此処から快適な稜線歩きの始まりです。
最初のピーク「きたけ峰(1099m)」到チャコ 「きたけ峰」登頂記念
「きたけ峰」 少しアップ写真で
稜線の縦走路も良く整備されており、幅は5m以上有りそうです。(四駆車で走れそう
縦走路の果てが遠い
快適な縦走路は広く、遊歩道の様に整備されている。 粘土質で滑りやすい縦走路をジグザグにスラロームの様に駈け下る山仲間。 登山道を駈け下るのが快感だそうです。(転ぶなよ”)
気持ちの良い山毛欅林尾根の縦走路 至福の瞬間(とき)です。
「もみじ滝」との分岐   
稜線を千軒平に向かう。
山毛欅(ぶな)の巨木
森林公園の周回コースは約11km程の距離があるが、良く整備された山毛欅林がづ〜と続きます。
残雪 に大はしゃぎ 「千軒平(1090m)」到チャコ
千軒平は360°大展望です。
雪を被った「大山」も見えた〜
「千軒平」登頂記念 
 アップに耐えれないので小画像です。
「千軒平」登頂記念(同行者顔見せアップ ゴメン
後方に得ている山は津黒山(つぐろせん)(1117.8m)です。
千軒平から望む大山方面のパノラマ
山座否定していたのですが不慣れな山域で困っていたところ、私達とは逆周りで歩いて来る単独者に遭遇。 単独者に山名を教えて貰っていたところ「日野家の山歩き」さんではと声を掛けられビックリです。  岡山の「Windyの気まぐれ山歩」さんでした。
「もみじ平」手前の山毛欅林稜線 もみじ平への緩やかな登り
山毛欅尾根(岡山県と鳥取県の県境尾根)の快適な稜線歩き
山毛欅の樹間に青空が映える
「もみじ平(1059m)」 
山頂とは思えない公園の様な芝地です。此処で昼食 
更に伸びる縦走路を「すずのこ平」を目指す。
「奥ぶなの平」分岐 イワウチワの群生地 
少し花芽を持っていましたが、見頃になるにはもう少し(1週間〜10日)ほどかかりそうです。
イワカカミと記載していたのですがWindyさんからイワウチワと指摘されましたので修正しました。
すずのこ平
すずのこ平
此処も展望の良いところですが、少し雲が増えて強い風も吹き始めた。 でも大崩は無さそうです。
突然の突風に写真ポーズが乱れたが、この一瞬の方が良い写真に成りました。
「すずこの平」からしばらくは見晴らしの良い平坦な道が続くが、いよいよ森林公園の園内へ下って行きます。 他の山では滅多にお目にかかれない整備された広い登山道です。
快適なブナ林を駈け下る。
「根曲がり杉」
何だこれは? 単なる枯れ杉の根っこだけが残っています。
さらに下ると・・
「ボーズ原谷」です。
ここからしばらく沢沿いを歩くので花が咲いていないか目をくばりながら歩きます。
「キクザキイチゲ」 
あ! キクザキイチゲが1輪のみ咲いている。 嬉しい〜!!。
六本杉
でかいです。 10〜20mmのワイドレンズで何とか全体が写せましたが、偏光フィルターを装着していたので暗くなってしまった。
ザゼンソウ(座禅草)
仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来とされるそうです。
未だ開花しているのは少ないが、10株程度は開花していました。
何だろう?→「コバイケイソウ」
同日に歩かれた「hojin」さんからコバイケイソウだと教えてもらいました。
フキノトウ(蕗の薹)
綺麗に咲いており、食べ頃と思うのですが食料にするのには開く前の方が良いそうです。
水芭蕉(みずばしょう) 
園内道路の湿地帯には沢山の水芭蕉が咲いていました。 
この花を見られただけで来た甲斐が有りました。 
上記の水芭蕉画像を少し特殊加工してみました。
水芭蕉 水芭蕉の撮影に夢中の同行者
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