和気アルプス(ザイデングラード/鵜飼谷北稜コース)


しばらく雪山歩きを続けていましたが、北部方面の天候が今一なので天候の良い南部の和気アルプスを歩いてきました。
コースは未だ一度も歩いた事の無い「ザイデングラード」と「鵜飼谷北稜」を鵜飼谷温泉を起点に周回してきました。


日:2013年2月9日(土)
天候:晴れ時々曇り
山歩きスタイル:日野家の山歩き+xy013さん

コース:鵜飼谷温泉駐車場9:21・・県道414・・民家分岐9:35・・ザイデングラード取り付き点9:50・・衝立岩分岐10:14・・カニノタテバイ10:19・・カニノヨコバイ10:26・・剣峰1035-1043・・迷いピーク10:51・・神ノ上山10:58-11:08・・奥ノ峰・・槍ヶ峰(昼食)10:42-11:15・・白石山12:23・・下山口ゲート12:55・・鵜飼谷温泉駐車場13:00(鵜飼谷温泉入浴)

山歩きデータ: 歩行距離4.96km  累積標高差455m  歩行時間(休憩含む 昼食除く) 約3時間



鵜飼谷温泉
鵜飼谷温泉駐車場に車を置かせて頂き、県道414を北へ15分程歩いていきます。
ザイデングラードへの案内板
民家の庭に見落としてしまいそうなザイデングラードへの案内木片が置いてあります。事前にネットで調べていたので見落とさずにすみました。 案内に従って民家の手前を右折する。
沢に沿った作業道を進むと、「ザイデングラード方面」と「奥の峰方面」への分岐標識が有り、標識に従ってサイデングラード方面に進む。 さらにザイデングラードへの標識
小さな沢を渡渉し、右手の尾根に取り付きます。 尾根に取り付くと急坂が待っており、「ザイデングラード(測岩稜)取り付き点」の標識が有りました。いよいよ楽しみなザイデングラードの岩稜帯です。
サイデングラードの下部は残念ながら岩稜では無く、シダが覆った急坂です。 岩稜帯が現れてきました。
ザイデングラードの岩稜帯を登る。 奥には衝立岩(ついたていわ)の岩壁も見えています。
ザイデングラードの岩帯で同行のxy013さんに撮してもらいました。
衝立岩分岐
衝立岩方面の(マサミチルート)はけっこうハード! と書かれています。 次回の宿題として今回は「ザイデングラード直登ミチオルート」を選択します。
ザイデングラード直登ルートも岩場が次々に現れ、ロープが設置された所も有って核心部になってきました。
カニノタテバイ」直登 
カニノタテバイには迂回路も有りますが、直登してみました。ゴツゴツした岩で距離も短いので容易に登れましたがxy013さんが本物の剱岳のカニノタテバイの様に上手に撮ってくれました。   登り切るとペンキで岩の突端に「×」マークが付けられていました。下山時に「下降するな」との意味だと思われます。
カニノヨコバイ
本物の剱岳のカニノヨコバイからはスケールもスリルも少ないですが、おもしろいネーミングで楽しめます。
「剣峰」山頂
ザイデングラードを登り切ると神ノ上山と剣峰の分岐があり左折すると5分程で剣峰に到着です。展望の良い所です。
 なお神ノ上山と剣峰の分岐には標識類は有りませんでした。
剣峰から望む「鵜飼谷北稜コース」 迷いピーク
迷い易いと思われる細い踏跡方面はロープで遮断されてました。
神ノ上山頂上記念撮影
剣峰から20分弱で和気アルプス最高峰で三角点の有る神ノ上山(370.3m)に到着。
槍ヶ峰
神ノ上山から和気富士方面への主脈縦走路を「奥ノ峰274m」まで来ると分岐が有り、西尾根方向にルートが延びています。 ここにも標識類は有りませんがこれが鵜飼谷北稜ルートの様です。
しばらく稜線を辿ると尖った岩峰が現れました。 ここが槍ヶ峰です。
尖った岩峰なので展望バツグンです。登りに使ったザイデングラードルートも良く見えており、展望を楽しみながら昼食としました。
槍ヶ峰から望む「奥ノ峰」
槍ヶ峰から望むザイデングラードと歩いたルート
槍ヶ峰から望む和気アルプス180度のパノラマ
鵜飼谷北稜ルートの白石山から望む歩いてきた稜線 鵜飼谷北稜ルートの岩場を下るxy013さん
鯨の背の様な岩を下る テニスコート前の下山口ゲート(登山口を示す標識なし)
ここが鵜飼谷北稜ルートの登山口です。 一般道を数分歩くと鵜飼谷温泉に到着。 露天風呂で汗と疲れを流して帰宅しました。
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