宍粟の秘峰第二弾
以前から訪れたかった山品山に明神山の常連さんから突然のお誘いがあり、喜んで参加してきました。
宍粟の秘峰である「山品山」の音水渓谷側は自然林が一杯で
日:2014年5月17日(土)
天候:晴天
山歩きスタイル:日野家の山歩き+明神山の常連さん4名
コース:明神滝駐車場9:14・・音水林道・・支尾根取り付きポイント9:48・・支尾根合流ポイント10:18・・P930m 10:36・・山品山10:57-11:30・・P901.2(四等三角点)12:03-12:10・・下降支尾根・・音水川渡渉12:25・・音水林道12:31・・音水103林班管理歩道入口12:37・・管理歩道・・管理歩道出口13:09・・音水林道・・明神滝14:15-14:20・・駐車場14:21
概念図:
山歩きデータ:
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明神滝駐車場出発 9:14 支尾根取り付きポイントよりも1.5kmも手前の「明神滝」脇の路肩に駐車し、林道歩きを始める。 目的は林道周辺の自然観賞です。 |
新緑のアプローチ林道を歩く | |
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道中の林道でも山野草の講義を受講します。 | ||
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支尾根取り付きポイント 9:48 当初私が予定していたルートは、「音水103林班管理歩道」の末端から四等三角点のあるP901mへの支尾根を登るつもりだったが、地形図を見ていたメンバーから「P930mへの支尾根を登ろう」と提案が有り、同意する事にする。 |
P930mへの支尾根を登る 支尾根の下部は尾根を外さないように急坂の植林の中を適当に登っていったが、程なく細い明確な尾根となり時折マーキングテープが現れた。 |
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取り付いた支尾根の上部は予想外に素晴らしい自然林と林床が続く。![]() |
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水が枯れた池跡の様なすり鉢状の窪地 何故このような地形が出来たのか、メンバーから諸説噴出。中には珍説も・・ しんどい支尾根登りでも楽しい会話が苦しみを和らげてくれます。 |
このミズナラの幹回りは二人で手を回しても足りない![]() |
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でっかいミズナラの大木が次々と現れる。 ![]() |
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支尾根上部の新緑 このミズナラも「でっかい」! ![]() |
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P930m直下の支尾根を登る | P930m到着 10:36 周囲の樹木を鑑定中です。 |
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P930mで記念写真 当初は予定していなかった支尾根を登り切り、稜線のP930mに到達する事ができた。ここは自然林の新緑が綺麗だが展望は得られない。縦走稜線は下草も無く歩きやすそうだ。 |
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ミズナラの大木に少し登って記念写真 このミズナラの大木は決して倒れているのでは有りません。 なぜだか斜めのままに成長しています。 ![]() |
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山品山945.8m(三等三角点 点名 山品) 10:57 三角点設置の為か周囲の樹木は伐採されているが、遠望は得られません。 ここでちょっと早い昼食にする。 ![]() ![]() |
山品山で30分間のランチタイム後に、お待ちかね四等三角点のあるP901.2に向かって稜線を歩きだす。 稜線の音水渓谷側(西側)は美しい自然林だが、音水湖側(東側)は残念ながら植林が多い。 |
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稜線の新緑 ![]() 並び立つ大木 左の縞模様は「リョウブ」、右が「 |
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四等三角点(点名 奥山 901.2m) 本日3つ目のピーク ここから地形図を見ながら音水川目指して標高差190m程を一気に急降下します。 |
下降支尾根の新緑 | |
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新緑の下降尾根 林床には下草が生えていないので何処でも歩ける。ところが結構な急坂で枯れ葉に足を取られると谷底に転がり落ちそうだ。 明神山の猛者達は気にもせず一気に下って行きました。 なんと山慣れた同行の女性が一番早く下っていってしまった。 ![]() 臆病な私は手持ちの10mのザイルを立ち木に巻き付けて確保しながら下りて行ったので、メンバーとはドンドン引き離され取り残されてしまう。 ![]() |
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明神滝:落差12m V字形に二条の直瀑が落ちている。 この豊かな水量のほとんどは音水集落の少し上の堰堤施設から音水川を離れて、専用トンネル(約1.9km)に導かれて音水湖に放流される事になる。 |
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山品山3Dルート図(カシミールで作成) | ||
山品山で出会った花々![]() |
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ギンラン 黄色のキンランよりも少なく、撲滅を危惧されている様です。 |
フデリンドウ リンドウ(林道)にフデリンドウが |
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クルマバソウ 葉が放射状に輪生して、車の車輪のように見えることに由来しているらしい。 |
コンロンソウ 万年雪が積もる崑崙山脈の様に白い花から名付けられているらしい ![]() |
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ヤマシャクヤク サプライズです。一輪のみ咲いているのを同行者が発見 |
タニギキョウ | |
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クリンソウ | フォルト?です。 | |
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