経ヶ岳
山の紅葉が見頃となった11月初旬に、福井県の経ヶ岳(1625m)と三周ヶ岳(1292m)を前夜泊プラス1泊2日で行って来ました。
前日のPM8:00に姫路を車で出発し、福井ICを出るのを高速道路のETC深夜割引料金(50%OFF)を利用出来る時間に合わせました。福井ICからはR158号線を越前大野市方面に行き、経ヶ岳の麓に位置する六呂師高原スキー場の駐車場で車とテントで仮眠しました。
天気予報どうりに夜中にカミナリを伴った雨が降りましたが、朝方には雨も上がり雲が多いながらも一部青空も見えだしました。
朝食も済ませて、六呂師スキー場付近からジャム勝山スキー場方面に続いている広域基幹林道に向かい、展望台駐車場に車を止めてから経ヶ岳に登りました。
経ヶ岳山歩きデータ
日:2008年11月1日
天候:曇りのち晴れ
同行者:私(日野)+3名
コース
広域基幹林道展望台駐車場(8:00)・・林道分岐登山口・・・保月山(8:55)・・・杓子岳(9:50)・・・中岳(10:15)・・切窓・・・経ヶ岳(11:10-12:00)・・・杓子岳(13:15)・・・駐車場(15:00)
歩行時間(休憩含む):登り3時間10分 下り3時間 計6時間10分
山中滞在時間:7時間
累積標高差:1014m
歩行距離:7.34Km
六呂師スキー場。前夜はここの駐車場で車とテントで仮眠しました。 テントはスキーシーズン前なので使われていないロッジの玄関前の軒下に張る事ができたので、幸いにも雨に濡れる事は有りませんでした。 早朝には夜半からの雨もなんとか止んでくれました。一安心です。 |
広域林道を登って来ると標高1000m前後が紅葉のまっさかりです。 山肌はため息が出るほどの紅葉に彩られていました。 |
登山口近くにある展望台の駐車場に車を駐車し、山歩きの準備です。周辺の紅葉が見事です。 | 駐車場からパラボナアンテナ方面に150m程度歩いて行くと六呂師スキー場からの登山道と林道が交差する登山口が有ります。 |
綺麗に紅葉した葉が登山道に落ちていました。 | 登山口から急坂を50分程度登ってくると最初のピーク「保月山(1272.8m」に到着します。ここはほとんど見晴らしは有りません。 下山時に、ここで若い外人さんグループと会いました。スチューデント(学生)?と聞いたら、「英語の先生達です。」と日本語で帰ってきました。 |
保月山からは細い尾根歩きが始まり、展望が楽しめます。 この時点では少しガスが出たり、切れたりの状態ですが、なかなか雰囲気は良いです。 |
杓子岳を過ぎると熊笹の広い稜線になります。少しガスが切れて中岳までのゆったりとした稜線が見渡せました。 |
中岳まで来ると正面に経ヶ岳と火口跡の火口原が見渡せます。中岳からは一旦「切窓」まで下り、経ヶ岳への急な登りが待っています。火口原は噴火した火口跡の様です。 | 経ヶ岳の登り途中から振り返った「中岳」。前夜に降った雨も朝方には降りやんだが、中岳からの下りは良く滑る箇所があり、スリップにビクビクして切窓まで降りてきました。経ヶ岳の登りもきついので、帰りの下りが心配です。でも青空が大分増えてきました。 |
頂上からの歩いてきた縦走路稜線。遠くに大野市街が見渡せます。 | 経ヶ岳頂上。展望は素晴らしくて360°見渡せます。この時点では頂上は私達だけでしたが、後ほど登って来られた方が持っておられた広域地図で荒島岳、銀杏峰、能郷白山、大日岳、赤兎山、白山と山座固定を楽しみました。 経ヶ岳の標識は倒れており、記念写真の為にみんなで立ち上げて写しました。この標識は罰当たりにも昼食時ベンチになりました。 |
白山方面はガスがかかっていたのですが、突然ガスが一部晴れて初冠雪した白山が顔を見せてくれました。ビックリプレゼントです! | 頂上を充分に楽しんだ後、下山を始めると一面の青空に変わってきました。もう少し頂上で粘っていれば白山の全景を見ることが出来たかも? |
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カメラの連写機能を使って写した6枚の写真でアニメーション風の動画にしてみました。 経ヶ岳と中岳を背景にゆったりとした稜線漫歩を撮りました。 それにしても、帰路になってから雲一つ無い快晴です。 翌日に登った三周ヶ岳・夜叉ヶ岳のページへ |
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