ヨーロッパアルプス・トレッキング
1日目 空路シュネーブへ
(2009年7月17日)
いよいよ憧れのヨーロッパアルプス・トレッキングへ出発です。 思いおこせば、昨年(2008年)の11月頃におぼろげながらヨーロッパアルプスにトレッキングに行きたいと考え始め、今年(2009年)2月下旬にはインターネットでトレッキング旅行会社を調べ、大阪まで出かけてトレッキング会社に聞き取りに行きました。 結果、ほぼ私の要望する日程とトレッキングコースが一致したヒマラヤ観光のマウンテントラベル「アルペン・ビュー・ハイキング10日間」のツァーを予約しました。ところがこの時点で、担当者は「たぶんツァー成立の最小人員8名は集まりません。ほとんどの方が個人旅行で行かれます。」と言われるのです。今まで夫婦で海外旅行したのは、ネパールトレッキング2回、カナダスキー2回といずれも「添乗員なし」の旅行でしたが、英語力はほとんど無いに等しい私たちはヨーロッパを個人旅行なんて無理と思い、何とかツァー成立を願っていました。 ところが、出発予定2ヶ月前になってもツァーは成立せず、結局個人旅行になってしまいました。 気持ちを入れ替え、個人旅行ならば自分達の行きたいコースを改めて設定し、期間も12日間に延長しました。 未知のヨーロッパを個人旅行せざるを得なくなったので、その後の2ヶ月はインターネットや、図書館から借りてきた本で行き先の情報を仕入れたり、トレッキングコースや移動手段であるバスや鉄道の時刻表及び乗り方等を必死に調べました。不明な事はヒマラヤ観光鰍フ担当者にメールで問い合わせたり、大阪まで3度も出かけて計画の詰めを行いました。 出発の2週間程前には知りたい情報も多く集まり、何となく個人旅行に自信が出てきました。 |
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1日目の行程 姫路==車==神戸ホートアイランド・ベイシャトルターミナル^^^高速艇^^^関空 ![]() ![]() |
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姫路から関空へはどのようなアプローチが良いか考えた結果、神戸空港横から関空にベイシャトル便(高速艇)が出ています。このベイシャトル便を利用する利点は、往復とも利用すると最大30日まで駐車料金が無料になりる事です。車を利用できるので荷物を持った移動が最小限になりました。写真は関空で出発ゲートに向かう途中です。 | 搭乗したKLMオランダ航空(KL868便)はシベリアの広大な大地の上を飛んで行きます。 久しぶりの海外個人旅行になったので緊張が高まり、関空に到着した辺りからトイレにばかり行きたくなってしまいました。頻尿状態です。トランジットは旨く出来るだろうか・・ 2日目のバスチケットが自分で購入出来るだろうか・・・下調べは十分にしてきたのに胸の中は心配の種が一杯です。 飛行機に乗っても1時間もすればトイレに行きたくなり、座席とトイレを往復ばかりしていました。 |
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アムステルダムのスキポール空港に到着しました。 いよいよトランジット(乗り継ぎ)です。日本からの便はFゲートに到着します。 Fゲートはスキポール空港の一方の端の方に有ります。シェンゲン協定国(協定国内へは国内移動と同じ扱いになります。よって協定国のスイスに行くのですが、最初に到着したシェンゲン協定国が入国した国になり、最後に出国した国が出国になるので、私たちは入国も出国もオランダになってしまいました。)への出発ゲートは反対方向へ相当歩いて行くGゲートへ向かわなければなりません。まずはFゲートを出ると左折して延々と歩いたり、動く歩道に乗って(途中にはショップが多く有ります)いきます。程なく、シェンゲン協定国への入国審査場所があり、さらに乗り継ぎ前の手荷物検査場が有ります。ここを抜けると、後は出発ゲート迄さらに歩かされますが、出発ゲートを確認した後はショップが周りにたくさん有るので、出発時間まで退屈せずにすみました。 乗り継ぎ方法に不安が有ったのですが、スキポール空港は非常に広いが構造が割と単純で、1フロアー内の移動だけなので乗り継ぎも思ったより簡単でした。 不安に思っていた課題の一つ、乗り継ぎ問題をクリア出来ました。 |
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ジュネーブ空港に到着すると、旅行社の代理店の方が迎えに来ており、ヨーロッパアルプス・トレッキング旅行の最初の宿となるホテルまで運転手付き最新型ベンツで送ってもらい、チェックイン手続きまでしていただきました。 今回、私たちは個人旅行ですが、旅行社には往復の航空機及びホテルの手配と移動手段であるシャモニーのマルチパス、スイス国内移動用のスイスパスの手配をしていただきました。唯一、現地サービスを受けたのが1日目のジュネーブ到着からホテルまでの送迎とホテルのチェックイン及び11日目のチューリッヒのホテルからチューリッヒ空港への送迎及び航空機のチェックイン手続きです。 最初と最後だけのサービスで、その間は全くの個人旅行でした。 |
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ホテルにチェックインしたのはPM8時を過ぎていましたが、PM9時30分頃まで明るいので、ホテルの周辺を散策に出かけました。 写真はジュネーブ駅です。 | まずは明日フランスのシャモニーへ行く為のバス発着場所の確認をし、近くのレマン湖周辺も散策してきました。 |