冬の上高地 スノーシュートレッキング


北八ヶ岳+上高地のスノーシュー歩きに山仲間を誘って訪れてきました。 3日目の上高地スノーシュートレッキングの記録です。
当初は1月14日の「成人の日」からを計画していたが、14日は爆弾低気圧で山は大荒れの予想だったので日程を1日ずらして1月15日からとした結果、上高地でもまずまずの天候でスノーシュー歩きを楽しむ事が出来ました。
今日3日目の冬の上高地も人気があるにももかかわらず河童橋まで誰とも会わず、新雪歩きを楽しめました。

日:2013年1月15日(火)〜1月17日(木)

3日目:1月17日(木)
山歩きスタイル:日野家の山歩き+山仲間
天候:晴後曇り


3日目コース

ペンションしるふれい7:45----新釜トンネル入口8:05・・新釜トンネル出口8:30・・大正池ホテル手前トイレ9:20・・自然探求路・・帝国ホテル前・・バスターミナル・・河童橋10:56--11:25・・帝国ホテル11:54・・自然探求路・・新釜トンネル出口13:52----ンションしるふれい14:15 入浴15:00--平湯--高山IC--東海北陸道--名神道--中国道--山陽道--姫路西IC21:10

山歩きデータ:歩行時間(休憩含む) 往路2時間50分 復路2時間30分




沢渡のペンション「しるふれい」には前日に渋ノ湯よりPM3:15頃に到着し、早速内湯の掛け流し温泉(沢渡温泉から温泉水が引き込まれている)に入浴し北八ヶ岳の疲れを癒す事が出来ました。
今日の宿泊は私たち3人と茨城県からの単独女者の4名だけです。 単独女性は翌日から上高地経由で「徳沢」に入り徳沢の小屋で2泊されるそうです。
ペンション「しるふれい」の夕食コース料理の一部
次から次に料理が出て来て満腹です。
お湯に浸かりながら雪見が出来るペンション「しるふれい」の内湯温泉(掛け流し)
到着直後、就寝前、起床直後、上高地トレッキング後と計4回も入浴しました。
新釜トンネル
「ペンションしるふれい」のオーナーに中ノ湯の新釜トンネル入口まで車で送って頂きました。下山時も上高地側の釜トンネル入口辺りで携帯電話がつながるのでペンションに連絡すると迎えに来てくれていました。
新釜トンネルのすぐ横にある「塚原ト伝の湯」 
小さな洞窟風呂で釜トンネル横の売店で入浴料を支払い、鍵を借りて入浴するそうです。 機会があれば入ってみたい所です。
ヘッデンを灯して新釜トンネルを歩く 
トンネルは長さ1320m、入口と出口の標高差は140mほども有り、ほとんど照明はなく真っ暗な舗装道路となっています。
無雪期にはバスやタクシーが行き交う道路にも昨夜からの新雪が15cm程積もっており、まだ誰の足跡も有りません。 今日も上高地を私たちで独り占めになりそうです。 焼岳が迎えてくれた
前日の夜間は少し雪が降っており上高地の天気予報も「曇り」だったので、今日の上高地の景観に期待していなかった。それだけに晴れた焼岳が見られただけで嬉しくなってしまいます。
大正池ホテル手前のトイレ施設までは雪で埋まったバス路を歩く。 大正池ホテル脇から大正池に沿った「自然探求路」に入り田代橋方面を目指します。自然探求路もトレース跡は有りますが、新雪が新たに20cm程度積もっておりミニラッセルです。
大正池から望む焼岳
焼岳のアップ 大正池周辺の自然探求路
自然探求路を田代橋方面へ歩く予定でしたが、田代橋方面へのトレースが全くなく雪に覆われています。トレース通りに歩いていると雪で狭まったバス路に出てしまいました。 しかたがないのでバス路を歩いて河童橋を目指します。
六百山から続く霞沢岳(2645.6m)
自然探求路からバス路に戻ってしまった辺りからの六百山〜霞沢岳のアルペン的な山姿
河童橋が見えてきた
少し手前のバスターミナルも雪で埋まっており、この辺りも全く踏跡がなくてミニラッセルです。
新雪と戯れる山仲間 河童橋
ここで今日初めて人にお会いしました。聞くと雑誌の取材で近くに宿泊していたそうです。
河童橋 奥穂高方面はガスで姿を現しません。上高地の代表的な景観が見れず残念です。
河童橋から望む六百山(2449.9m) 河童橋の欄干に腰掛けて昼食
観光客で溢れる時期には出来ません。
河童橋から望む明神岳
少し青空が出ていましたがこれが限界で徐々に雲が厚くなってきました。
今日の予定は梓川の右岸(西側)をウエッストン記念碑経由で田代橋へ行く予定でしたが、河童橋から右岸下流は1m程の雪が積もりトレース跡も有りません。 試しにスノーシューで歩いてみましたが深く沈み込みとても歩けそうも有りません。
右岸側からの六百山〜霞沢岳の景観を楽しみにしていたが、雲も厚くなってきており景観も見れないので往路を引き返します。
帰路は雲が増えて来ていたが、中千丈沢辺りで幸運にも青空が顔を出してくれました。
中千丈沢辺りで 上高地帝国ホテル
ひっそりして人の期杯は有りません。
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