北八ヶ岳+上高地 スノーシュー歩き (1日目


北八ヶ岳+上高地のスノーシュー歩きに山仲間を誘って訪れてきました。 1日目の記録です。
当初は1月14日の「成人の日」からを計画していたが、14日は爆弾低気圧で山は大荒れの予想だったので日程を1日ずらして1月15日からとしました。結果、好天に恵まれたスノーシュー歩きを楽しむ事が出来ました。
3連休を外したのと、爆弾低気圧の後だったので入山者は少なく3日間共にほとんど人と出会わず我々だけで絶景を独り占めする事が出来ました。

日:2013年1月15日(火)〜1月17日(木)

1日目の記録です。
1日目:1月15日(火)
山歩きスタイル:日野家の山歩き+山仲間
天候:晴れ

1日目コース
姫路西IC5:00==伊北IC手前通行止め停滞(約2H)==諏訪IC---渋ノ湯13:10-13:30・・八方台分岐14:30・・唐沢鉱泉分岐15:00・・黒百合ヒュッテ 16:09(泊)

山歩きデータ:歩行時間(休憩含む)2時間40分 


見た目四駆の軽自動車で渋ノ湯駐車場到着
料金は1000円/日なので渋ノ湯のホテルに2日分2000円を支払いました。
登山口で登山届けを提出
出発はPM1:30になりましたが、何とか明るい内に黒百合ヒュッテに到着出来そうです。
到着まで苦難の連続 
苦難1:前日の爆弾低気圧による積雪の影響で中央道の伊北から高速道路は「通行止め」になっていました。止む終えず伊北ICを降りて国道を走るつもりだったが伊北IC手前3Km程の所で停滞に引っかかり全く動きません。通行止めが解除されるまで伊北ICを降りることも出来ず開放されるのに約2時間もかかってしまった。停滞中の車内では黒百合ヒュッテに明るい内に到着出来るかヒヤヒヤでした。

苦難2:登山口の渋ノ湯(標高1850m)迄は除雪されていましたが、今日の好天によりシャーベット状態でスタッドレスの溝に雪が絡まず坂の急な所ではタイヤが空転し駆動が得られません。延々と続く坂道で登山口まで2回もスタックしてしまい、その都度何とか脱出して到着出来ました。
渋ノ湯まで残り700m地点での2回目のスタック時は深刻で同乗者には降りて貰い、坂の緩くなった地点まで何とかバックして勢いを付けて坂を登り、同乗者を残したまま「どうにかこうにか」渋ノ湯に到着出来ました。 同乗者は700mを歩いて来てくれました。
一番の原因は見た目四駆の軽自動車ですが2駆なのです。登坂力不足でした。
前日の爆弾低気圧の積雪がありスノーシューで登るつもりでしたが、トレースはけっこう踏まれていたのでスノーシューはザックにくくりつけて6本爪のアイゼンで登ります。 明るい内に小屋に到着出来るか心配していたそうです。
クリスマスツリー満載の樹間ルートを標高差約200m登ってくると「八方台」の分岐に到着。ここからはなだらかな登りに変わり一息付けました。 八方台分岐
八方台分岐
八方台分岐から唐沢鉱泉分岐まで(標高差約100m)はなだらかな樹間のルートです。 唐沢鉱泉分岐
展望が開けてきた。
唐沢鉱泉分岐を過ぎると黒百合ヒュッテまで標高差約200mの登りが待っており、 黒百合ヒュッテまで30分ぐらいの所で大型ザックを担いだ先行者に追いつきました。 聞くと日本ガイド協会の方々が30人程度黒百合ヒュッテ周辺で今日、明日に研修会が有るとの事です。
どうりで、前日の爆弾低気圧による積雪にも関わらずトレースが踏まれていた訳です。
PM4:00過ぎに到着 一安心 黒百合ヒュッテ厨房
日本ガイド協会の座学研修(全国から集まっておられた)
一般登山者は私たちと他1名の4名だけでしたが「日本ガイド協会」の方々が30名程度宿泊されていたのでほぼ満室です。
黒百合ヒュッテ2階大部屋
大部屋にもかかわらず、さすがガイド協会の方々の寝起きは静かでした。
外は極寒にもかかわらず新しい羽毛布団に毛布を1枚被せた状態で暖かく眠る事が出来ました。
黒百合ヒュッテ夜景
ヘッドライトで少し光りを与えながらシャッタースピード6秒間で撮影しました。
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