北アルプスダイヤモンドコースから雲ノ平 周回コース(1日目)  


1日目(8月20日)

昨年末に痛めた左膝の不安が有りましたが、退職前の休暇を利用して念願だった北アルプス最深部のダイヤモンドコースから雲ノ平を周回する山中3泊4日のコースを歩いてきました。
安定した天候に助けられて素晴らしい景色と花に出会えた山旅が出来ました。

日:2012年8月19日(移動日)〜8月23日(木)

山歩きスタイル:日野家の山歩き+山仲間2名
天候:晴れ

1日目コース

折立キャンプ場(テント+車中泊)6:50・・1870m三角点8:34・・・太郎平小屋11:24・・周辺散策・・太郎平小屋(泊)

山歩きデータ:歩行時間(休憩含む)4時間35分 歩行距離8.2Km 累積標高差 +1057m  −84m


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有峰林道の通行料
有峰林道の通行料は1,800円もします。 ゲートから折立登山口まで30分程度かかるし、往復分ですから止む終えません。
前日に自宅を出発し、亀谷温泉に入浴後「有峰林道」のゲートが締まる前に「折立キャンプ場」に到着。
車とテントで前泊しました。
AM6:50分「折立」登山口出発
折立登山口の標高は1300m程度なので太郎平まで標高差約1000mの登りです。
1870m三角点
樹林帯を約1時間45分間登って来ると標高1870mの三角点に到着。 この辺りから視界が一気に開けて、北方には「剱岳」も見えていました。
視界が開け、広い登山道が延々と太郎平まで続いています。
周囲は広大なお花畑だか、最盛期から1ヶ月近く過ぎているので花の姿は少なくなっています。
標高2000m辺りまで登ってきました。
1870mの三角点からは傾斜は緩いが距離が長くて疲れてしまう。
天気は良く日差しが強いのですが、湿度が低く気温もあまり高くないので汗はかきません。 木道が出てくると太郎平ももうすぐです。
太郎平小屋
4時間35分の登りでやっと太郎平小屋に到着です。
平日で空いていたのか?自炊素泊まりなのに幸運にも個室に案内されました。(当然、素泊まり格安料金です。) ビールが美味い!
太郎平小屋前から望む薬師岳
太郎小屋前からの展望
「笠ヶ岳」と「黒部五郎岳」
笠ヶ岳の稜線から雲が流れ落ちる「滝雲現象」を見ることが出来ました。
薬師峠のテン場
テントを利用されている方はロング縦走者が多い様だ。
翌日にお会いしたカップルは女性でも20Kg以上のザックを担いで立山〜穂高までのテン泊縦走されていました。
裏銀座コースの「水晶岳」から「ワリモ岳」
鷲羽岳は祖父岳の後ろに位置するが、少しガスがかかり顔を出していません。
太郎小屋から望む「北ノ俣岳」 明日のルートである「北ノ俣岳」方面と「黒部五郎岳」
夕陽に焼ける「水晶岳」の岩肌
夕焼けの薬師岳
頂上は避難小屋ピークの後ろに有るので、残念ながら太郎平からは見えません。
暮れなずむ水晶岳から黒部五郎岳へ続くパノラマ
三俣蓮華岳と鷲羽岳の鞍部に槍ヶ岳の北鎌尾根も顔を出してくれている。
太郎平から望む、約180度のパノラマ
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