書写山の鬼追い(修正会)


今回は山歩きがメインでは有りませんが、例年、正月十八日に行われる書写山の鬼追い(修正会)を西坂参道から歩いて拝観に行ってきました。

日:2017年1月18(水)
天候:晴れ

西坂参道は安養寺前からスタートです。 西坂参道の急坂を登っていると、若いママさんが置いてきぼりになっているのを、小さなご姉弟が待ってやっているのに出くわしました。  子供の方が元気です。
魔尼殿
2日前の雪景色にも訪れました。
魔尼殿は鬼追い儀式の飾り付けがなされている。
書写山の頂上に鎮座する白山権現前の「舞殿」で行われる鬼追い(PM1:00〜)には未だ少し時間が有るので、白山城跡の広場まで行ってみた。 以外に北方方面の展望が広がっており、雪を被った山並みが見えました。
明神山ま背後の山は真っ白です。
白山神社の「舞殿」で鬼追いの儀式が始まりました。 鈴や鐘のリズムに合わせてゆっくりと足を前に高く上げて四股を踏む様に舞殿の周囲を舞ます。
赤鬼:不動明王の化身
槌を背負い、鐘とたいまつを待ってリズムを付けて踊ります。
青鬼:毘沙門天の化身
宝剣を持って舞います。
赤鬼と青鬼の交差 舞殿の前にはカメラマンが鈴なり←私もですが( ´艸`)
赤鬼
青鬼
書写山の赤鬼及び青鬼には角は有りません。
青鬼が持つ宝剣は日本刀より西洋の騎士が持つ刀の様な形をしています。
PM2:00〜魔尼殿の「内陣」で鬼追い儀式(修正会)が行われるが、その前に法会の読経が行われていました。 内陣の戸板が全て閉じられ闇夜の様な雰囲気のなか鬼追いの儀式が始まりました。
白山神社の「舞殿」と同様の舞ですが、魔尼殿の陣内では雰囲気がガラっと変わり、荘厳な鬼追い儀式です。
赤鬼
赤鬼アップ
青鬼
赤鬼、青鬼の約1時間の舞が終了すると、拍手喝采です。私も思わす拍手してしまいました。
運良く「内陣拝観之証」が入手出来たので、絶好の位置から拝観させて頂きました。
鬼の箸
この「鬼の箸」は縁起物で購入も可能ですが、裃を着た方が餅まきの様に「鬼の箸」を参拝者にまいていたのを幸い1本Getできました。  1本の鬼の箸を割って自分用の一対の箸をこしらえるか、または家庭内の高い所に置いていると縁起が良いそうです。
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