シャモニーを起点に Tour du Mont Blanc(ツール・デュ・モンブラン)    4日日


ツール・デュ・モンブランを歩き初めて4日目となり、体も慣れて歩くのガ随分楽になってきた。一昨日崩れた天候もようやく安定してきたが、残念ながらモンブラン周辺はガスがかかりイタリヤ側からのモンブラン山塊の景色が見れないのは少し残念でした。 でも今日はイタリヤ屈指の夏のリゾートでもあるクーネマイユールは楽しみの一つです。
イタリヤ側からのモンブラン山塊(イタリヤ名 モンテ・ビヤンコ)の景色は翌日以降に充分堪能出来ました。

日:2016年7月14日
天候:晴れ


コース:
エリザベッタ小屋2,197m・・コンパル湿原・・高所パノラマ道分岐・・高所パノラマ道・・メーゾン・ヴェイユ小屋~~~クールマイユール・・ホテル・ブートンドール

◆行動時間 約6時間40分(休憩・昼食動含む)



エリザベッタ小屋(2,195m)を出発です この小屋はミラノのアルペンクラブが運営している様だ
昨日未明に雪が数cm降り積もった様です。真夏の冬景色です。 エリザベッタ小屋のテラスから
天候は晴れているが、稜線にはガスがかかっており残念です。
うっすらと雪化粧した景色が一段と綺麗 
マーモットが巣穴から顔を出していた 滝と雪景色
コンパル湿原に続く広いなだらかな道を下っていく
コンバル湿原の花園 この花の中に小さな虫が生息しています。
広大なコンパル湿原
高所パノラマコースへの分岐(1,972m)
このままベニ谷の広い道を下り、途中のモンテ・ビアンコ小屋経由でクールマイユールへのルートもあるが、私達は高所パノラマコースへの道を選択する。
高所パノラマコースへの急斜面をジグザクに登っていく。  一面はお花畑です。 今回ツールド・モンブランを約100Km歩いたが、100Kmのルート脇はほぼ全てお花畑でした。 日本の山では考えられない程です。
現地コーディネータの神田さん(シャモニー生まれシャモニー育ち) 背後はミアージュ氷河 急坂を登るガイドのアルメル
黄色のお花畑
高所パノラマコースへのルート(周囲はお花畑) この辺りはアルペンローズが満開です。
アルペンローゼの花園地帯
高所パノラマコースまで上がってきた
お花畑の中を歩いて行く
カール地形
ミアージュ氷河 
稜線は雲で隠れているのが残念
アザミ花の種類らしいがでっかいです。 この辺りが高所パノラマコースの最高地点2,430m
カールの底を歩くガイドのアルエルさん
このカール 何だか黒部五郎岳のカールに良く似てる
ベニ谷の対岸のモンブラン山塊は相変わらずガスがかかっているが、少しだけモンブランの頭が顔をだした。 少しストレスが貯まる。 マーモットの巣穴です。
途中で見つけた標識
二度も滑落経験の有る私には切実な標識です。
高所パノラマコースを先導する神田さんとアルメル 自然石にもTMBのマークが描かれている。
メーゾン・ビェイユ小屋が近づいてきた。 この辺り冬期は広大なスキー場になる。
スキー場のど真ん中にメーゾン・ビェイユ小屋が見えてきた。 メーゾン・ビェイユ小屋( 1,952m)
ここで昼食。 ここのマスターや女性店員の迫力と陽気さに圧倒されてしまった。 さすがイタリアです。 パスタも美味かった。
スキー場をクワッド(4人乗りリフト)とゴンドラを乗り付いてクールマイユールに下りる。 TMBの正式ルートは歩きコースですが・・ ゴンドラ駅からクールマイユールの宿泊ホテルまで市内を歩いて行く。
クールマイユールのお宿はホテル ブートン・ドール
調度品も豪華ですごく落ち着いたホテルです。 食事も豪華で特に朝食のデザート類はバイキングで選び放題。 今回ピカ一のホテルでした。 さすがイタリア屈指の避暑地のホテルです。
クールマイユールの教会
ホテルに落ち着いてからクールマイユールの散策へ。  とっても寒いです。 半袖で出かけたが途中で辛抱堪らずホテルに帰って長袖の服に着替えて出直しました。
クールマイユールの教会前広場
クールマイユールの歩行者天国地帯 ガイドクラブの建物の様です。
クールマイユールはアルプスを挟んで反対側に位置するシャモニーに比較すると小さな町ですが、団体ツァー客はほとんど見かけず、高級感のある落ち着いた町でした。
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