シャモニーを起点に Tour du Mont Blanc(ツール・デュ・モンブラン)    5日日


ツール・デュ・モンブランに快晴が戻ってきた。 今日はイタリヤ側からのモンブラン山塊が青と白の強いコントラストに浮かぶ絶景を楽しめるとともに、世界の山岳界の巨人ヴァルテル・ボナッティの名を冠した小屋泊まりが楽しみです。

日:2016年7月15日
天候:快晴



コース:
クールマイユール・・森林限界・・ベルトーネ小屋・・ボナッテイ小屋

◆行動時間 約7時間(休憩・昼食動含む)


晴れた! やっと雲一つ無い快晴が訪れた。 この天候は数日続く様です。
クールマイユールから見えるエルブロンネルとダン・デ・ジュアン
ダン・デ・ジュアンは八重歯の様な突端が印象的です。
クールマイユールの中心街を歩いて行く クールマイユールの他のホテル
アルプスは空気乾いてが澄んでおり、晴れるとコントラストのきつい景色になる。
豪邸の建ち並ぶ露地にもTMBの標識が取り付けられていた。 アルプスと個人別荘
クールマイユール市内をTMBのルートが通っている。 クールマイユールから望むモンブラン(モンテ・ビアンコ)
クールマイユールの自然水
クールマイユールの湧き水は硬水で有名で、ミネラルウォーターとして世界中で売っています。 ここは当然無料です。
ここから山道に入りベルトーネ小屋経由ボナッティ小屋への展望尾根コースを歩く。
クールマイユールからフェレ谷の底をアルプヌーバを目指すルートも有るが、当然展望は尾根コースが勝っているのです。
クールマイユールを眼下に見下ろす展望地
クールマイユールの住宅街外れから樹林帯の急坂を登り、やっと展望が開ける所までやってきた。
森林限界もほぼ終わり、大展望迄はもう少しです。
ゆりの一種
森林限界を越えると一気に大展望が広がった
イタリヤ側からのモンブラン(モンテ・ビアンコ)に大感激 「すごいですね!」を何回言ったことやら 
でも、この大展望は序の口でした。
昼食を摂ったベルトーネ小屋。(1,977m) もちろんコース料理です。 神田さんとアルメルと一緒にベルトーネ小屋のテラスからモンブランを背景に 
ベルトーネ小屋の昼食風景 ベルトーネ小屋からクールマイユールを見下ろす
ジャン この景色が見たかった。 
昨日は稜線に雲がかかり少しストレスが貯まっていたが解消です。
ここに立てていることが幸せです。 
大パノラマコースを歩く モンブランからイタリヤ側に流れ落ちる「ブレンバ氷河」
日本では氷河なんて見れないが、こちらでは至る所に氷河を見ることが出来るのです。
尾根コースの大展望
尾根コースの大展望 上の写真の続きです。
この景色にハイテンションになってしまう。
イエーイ!
どうです。 この迫力有る景色 全て標高4,000m以上で富士山よりも標高は500m〜1,000m程高いのです
イタリア側からのグランドジョラス
フランスのシャモニー側からの見た方が急峻(グランドジョラスの北壁は三大北壁)に見えました。
大パノラマコースを歩く
この橋を渡るとボナッテイ小屋も近い  背景はグランドジョラス
ボナッティ小屋(2,016m)
山岳界の巨人「ヴァルテル・ボナッティ(Walter Bonatti, 故人」の名前を冠したボナティ小屋に宿泊
ボナッティ小屋は食事、設備、立地ロケーション共に最高の小屋でした。
ボナッティ小屋からのグランドジョラスとレシュー針峰 
ボナッティ小屋の部屋の窓を額にしたグランドジョラスとレシュー針峰 ボナッテイ小屋の食事風景
ボナッティ小屋の夕食
まずは、前菜とワインの乾杯
チーズとパンを入れたスープ
肉とポテトのメインディシュ もちろんデザートも
ツールド・モンブラン6日目へ
前日へ
日野家の山歩きホームに戻る