ヨーロッパアルプス・トレッキング
8日目  ツェルマット(クルムホテル)からグリンデルワルドへ移動 

(2009年7月24日)




クルムホテルに宿泊し、早朝5:00前に目が覚めると、外はまだ暗いが部屋の窓から見るとうっすらマッターホルンがシルエットになって浮かんでいます。あわてて服を着替えカメラとビデオを持ってホテル裏側の展望台に急ぎました。
夜明け前と朝焼けのマッターホルンの写真が撮れました。このホテルに宿泊した目的の達成です。
この日はゴルナーグラートからの大展望を十分に堪能したのち、ホテルで買い物(奮発してVictorinoxの時計を買いました)等を楽しみました。AM10:00頃にチェックアウトして登山電車で一気にツェルマットに下り、スイス鉄道で次の目的地のグリンデルワルドに向かいます。本日は列車移動を楽しみました。

ゴルナーグラートからツェルマットの登山鉄道料金はスイスパス割引(半額)で19スイスフラン(1800円)です。スイスパスが無ければ3600円もするのです。乗車時間は30分程度なので、やはり高く感じる料金です。
夜明け前のマッターホルンです。手前の明かりが灯っている建物は、ゴルナーグラート登山鉄道駅です。
未だ夜が明けておらず周囲は暗いのですが、カメラの感度を最高まで上げて撮影してみました。
マッターホルンが朝日に照らされて黄金に染まりだしました。この写真が撮りたかったのです。この景色はクルムホテルに宿泊しないと見ることが出来ません。
ゴルナーグラート展望台からクルムホテルを前景に写真を撮ってみました。
リスカム(4527m)とゴルナー氷河 カストール(4226m)
モンテローザ山塊のリスカム(4527m)とゴルナー氷河です。
ゴルナーグラートのすぐ横にそびえているのですが、マッターホルン側にばかり目か行ってしまいます。
モンテローザ(4634m)です。この辺りの最高峰で右側にリスカム(4527m)、ブライトホルン(4164m)も連なっています。
モンテローザ(4634m)
リスカム(4527m)の朝焼けが始まりました。 マッターホルンの北方に連なる峰々。なかなか良い山塊でマッターホルンによく似た姿の山はヴァイスホルン(4505m)。
私たちが宿泊した部屋の窓にマッターホルンが1枚の絵画の様になっています。
早朝のゴルナーグニート展望台
日がすっかり昇り、昨日までなかなか全部の姿を見せてくれなかったマッターホルンが絵はがきの様に姿を現しています。 ゴルナーグラート展望台でマッターホルンと記念撮影です。
ゴルナーグラート展望台からの遠望 マッターホルンによく似たこの山の名前を調べてみたのですが、なかなか特定出来ませんでした。後日、この山の名前がヴァイスホルン(4505m)と判明しました。綺麗なお気に入りの山です。
ツェルマットのティタイム
マッターホルンとクルムホテルのツーショットです。 ツェルマットまで下ってきました。グリンデルワルドへ移動する電車の待ち時間があり、花で飾られたカフェテラスでティタイムを過ごします。
総2階建ての都市間列車 乗換駅 シュピーツの駅テラス
フィスプからシュピーツ間で乗車した電車。総2階建電車です。座席もグリーン車並ですが、これでも2等車です。スイスパス(2等車用を購入)でいろいろな電車に乗車しましたが、スイス鉄道は人にも、自転車にも、犬にも優しい鉄道です。(自転車も犬も人と同様の扱いをしている) 乗換駅のSpiez(スピーツ)です。スイス鉄道には改札口は無く、ホームのすぐ横で地元の方が食事やお茶を飲まれています。
スピーツのホームで乗換電車を待っていると私の携帯電話が突然鳴りだし、日本の友人から電話が入りました。携帯電話をヨーロッパで使用出来る様にしていたのです。個人旅行には便利なツールです。
インターラーケンからの列車 グリンデルワルドの町並み
インターラーケン・オストでさらに乗換て、グリンデルワルドに向かう電車に乗りました。この電車はツヴァイリッチネンでヴェンゲン方面へ向かう客車とグリンデルワルドへ向かう客車が切り離されますが、インターラーケン・オストの駅員が旨く案内していました。おかげでグリンデルワルドに向かう客車に間違えず乗れました。 PM3:00過ぎにグリンデルワルドに到着しました。ホテルは駅の目の前に有りました。
チェックイン後にグリンデルワルド駅を再度訪れ、一昨日にツェルマットからグリンデルワルド駅に送っておいた(ザイゲデペック システム)キャリーバックを受け取った後にタウンウォッチングに出かけました。グリンデルワルドのメインストリートは5分も歩けば繁華街を通り過ぎてしまうような小さな町です。


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