六甲シュラインロード・アイスロード日野家の山歩き


六甲山を北から南に横断してきました。昨年この時期に裏六甲(有馬三山)を歩いたときは雪景色が楽しめたので今回も期待して訪れたのですが、今年は1月の後半に入ってから寒波も訪れず良い天気が続いています。おかげで雪は全く有りませんでした。天気は良かったのですが、雪がなく少し残念! メインコースは祈りの道「シュラインロード」から歴史ある「アイスロード」を下ったのですが、右にそれ(三国池)、左にそれて(記念碑台)楽しんだ山歩きでした。
山歩きデータ
  • 日:2009年2月8日(日曜)
  • 天候:晴れ
  • 同行者:4名
  • 歩行距離:13.5km  登り累積標高差:899m 下り累積標高差:941m (カシミールデータより)
  • 歩行時間:6時間30分(昼食1時間含む)
コース
神鉄有馬口(9:00)・・東山橋(9:20)・・茶園谷分岐(9:47)・・シュラインロード入口鳥居(10:14)・・行者堂(10:54)・・ノースロード分岐(11:20)・・ダイヤモンドポイント(11:40)・・三国池(12:03昼食13:00)・・T字ヶ辻(13:19)・・前ヶ辻(13:25)・・記念碑台(13:37-13:48)・・アイスロード入口(13:57)・・水呑茶屋跡テーブル(14:38-14:50)・・アイスロード下山口(15:18)・・六甲ケーブル下バス停(15:30)
シュラインロードの石仏の一部です。










シュラインロードには、裏六甲ドライブウェイとの合流点あたりからT字ヶ辻にかけて、シュラインロードの由来となった西国三十三箇所霊場にまつわる石仏が祭られています。枯れた花がそのままになっているのが少し残念です。
神鉄有馬口に降り立ちました。出口には数人の神鉄ハイキング関係者と思われる方がおられ、私達が改札口を出てくると挨拶をし、なにやら地図の様な資料を手渡してくれます。サービスの良い鉄道と思っていたのですが、私達を当日行われる神鉄ハイク(蓬山峡と番匠屋畑尾根耐寒コース)の参加者と思われたようです。 残念でした間違いですよ! 神鉄有馬口から線路沿いを50m程唐櫃台(からとだい)方面に戻ると踏切があり、この踏切を渡って地元の集落を南にたどって行きます。山際には阪神高速が走っていますが、のどかな田園です。
阪神高速北神戸線の高架下に来ると道は分かれていますが、車止めが設置されている道へ左折して「蓬山峡」に入ります。 程なく唐櫃台方面からの道と合流する「東山橋」です。この橋は渡らず直進します。
コースは舗装されていますが、車は規制されているので歩き易い道となっています。朝から手ぶらでウォーキングをされている方と挨拶を交わします。ここは猪ノ鼻滝を見下ろす事が出来る「猪ノ鼻小橋」です。 茶園谷分岐を過ぎると程なく長尾谷に架かる「いのはな橋」を渡ります。この橋を渡るとシュラインロードへの分岐はまもなくです。
シュラインロード名物の「鳥居」です。シュラインロードには役行者(エンノギョウジャ)が祭られている「行者堂」や、西国三十三箇所霊場にまつわる「石仏」はありますが、神社は有りませんでした。この鳥居は何の鳥居なのかな?。 鳥居から少し登ると裏六甲ドライブウェイに遭遇しますが、対岸がシュラインロードの入口となっています。西国三十三箇所霊場にまつわる「石仏」を写真に撮りながら登ったのですが、この入口部のドライブウェイ脇に数体の石仏が有るのを知らずに見落しました。
「行者堂」までやってきました。ここまでくると登りもほぼ終わりです。行者堂の前には休憩も出来る小屋がありますが、あまり山にはマッチしない小屋で、行者堂の前に立ちふさがっています。
行者堂の中には、なにやら恐ろしい顔をした石像が数体安置されています。
行者堂を過ぎると道も平坦になり、六甲山の頂上を見ながら別荘地に入って行きます。本日の昼食場所は記念碑台を予定していましたが、今日は北風が吹いて寒かったので、窪地にある「三国池」にすれば風も防げると思い、突然進路を「ノースロード」をダイヤモンドポイント経由で三国池に変更しました。写真のノースロード分岐を右折しダイヤモンドポイントへ転進です。
ダイヤモンドポイント」に到着しました。1ヶ月ほど前のお正月2日に私が単独で訪れた時には雪景色でしたが(この時の記録はこちら)、真冬のはずの2月初旬の今日は全く雪の影も形も有りません。
上の写真にポインターを置くと1ヶ月前の写真を表示します。
三国池」に丁度正午に到着しました。1ヶ月前は雪景色で、池も1/3は氷りが張っていたのに、春のような景色です。 実際は北風が強く寒かった。
上の写真にポインターを置くと1ヶ月前の写真を表示します。
冷たい北風が吹く湖畔で、女性陣は自ら持ってきた材料を用いて暖かい昼食づくりをしてくれました。わたしは何もせず待っているだけ。感謝!です。 できあがりました!熱々「赤味噌仕立ての猪鍋」です。山の昼食とは思えないごちそうです。 これを山で食べる事が出来ただけでも大満足の山歩き日です。 ただ、三国池近くの別荘に飼われている犬が猪鍋の匂いを嗅ぎつけ、時々吠えるのが難点です。 
昼食後、三国池から100m程の西六甲ドライブウェイを「T字ヶ辻」に向かいます。ドライブウェイから神戸市街と六甲アイランドがよく見えました。神戸空港は何処だろう?見えていないのかな? シュラインロードとアイスロードの合流点でもある「前が辻」を通り過ぎ、六甲山ホテルの前を通って記念碑台へ向かいます。
記念碑台までやってきました。まずは、六甲山リゾートの父と言われる「グルームさん」の胸像の前で記念撮影です。 記念碑台にある「県立六甲山自然保護センター」
この辺りには、ハイカーが休憩出来るテーブルも有って、日当たりも良く北風も吹いていませんでした。寒かった三国池湖畔よりも、ここで昼食にすれば良かったと反省する。
記念碑台から前が辻に戻り、別荘地に挟まれた「アイスロード」を下山します。下山口からしばらくは斜面に立ち並ぶ別荘地の小道となりますが、程なく山道になります。 アイスロードの下山口から40分程度下ってくると、テーブルが設置された開けた場所が有ったので休息です。ここでも女性陣のザックからはドラエモンのおなかの様に「みかん」が出て来ます。 ありがたくご相伴にあずかります。
表六甲ドライブウェイ下のトンネルを潜ると、まもなくアイスロードの下山口です。このトンネルは登山者専用の様です。 アイスロード下山口からは表六甲ドライブウェイを車に気を付けながら歩き、六甲ケーブル駅下のバス停を目指します。
六甲ケーブル駅下からは、頻繁に出発しているバスに乗り阪急六甲駅に出て、姫路に帰宅しました。



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